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うずくまって地面を叩く大槻監督…3週間ぶりの試合に臨んだ群馬、ラストプレーの決定機を生かせず首位町田とドロー

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群馬と町田はスコアレスドロー

[9.3 J2第33節 群馬 0-0 町田 正田スタ]

 J2第33節が3日に開催され、正田醤油スタジアム群馬で対戦した7位・ザスパクサツ群馬と首位・FC町田ゼルビアは0-0で引き分けた。

 群馬は直近2試合が雷雨の影響で中止となり、8月13日のJ2第30節・ベガルタ仙台戦(○2-0)以来、3週間ぶりの公式戦。2連勝を含む10戦無敗(4勝6分)で今節を迎えたが、序盤から首位を走る町田に攻め込まれる時間が続く。

 前半8分には町田MF平河悠のミドルシュートがGK櫛引政敏に弾かれ、こぼれ球にFW藤尾翔太が詰める。しかし、ボールはクロスバーを直撃。群馬もクロスやセットプレーから徐々にチャンスを増やしたが、得点には至らず、スコアレスで折り返した。

 後半も互いにゴールへ迫る中、後半36分に町田の左CKの流れからFWミッチェル・デュークが右足でボレーシュート。しかし、相手に当たってわずかに枠を外れる。同アディショナルタイム5分には群馬DF畑尾大翔がゴール前でこぼれ球を拾うが、至近距離からのシュートはゴール左外へ。大槻毅監督も思わずうずくまり、地面を叩いて悔しがった。

 直後に終了のホイッスルが鳴り、0-0のドロー。ラストプレーの絶好機を生かせなかった群馬は連勝が2で止まるも、これで4試合連続の無失点を含む11戦負けなし(4勝7分)となった。一方の町田は2試合無敗(1勝1分)。2位・ジュビロ磐田との9ポイント差をキープした。

 大槻監督は11試合無敗、4戦連続クリーンシートという結果に「(11試合のうち)4勝なので、もう少し(勝ち点)3をその中で取れたら良かった思いますけども、それはもう変えられないので、次の長崎(とのアウェー戦)でどういうことをやれるかっていうことに、またチャレンジしたいと思います」とコメント。黒田剛監督は「今の群馬さんも相当調子もいいし、負けないサッカーをしているということも含めて言うと、この勝ち点1は我々にとってもすごく有効なものだったなと感じていきたいと思います」と語った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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