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オフサイドの“抜け穴”を発見? スウェーデンのクラブがGKとの1対1を作り出す画期的な方法を開発

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スウェーデンのクラブが画期的な方法を提案

 スウェーデン3部のトルンIFがオフサイドの“抜け穴”を見つけたと主張し、話題を呼んでいるようだ。イギリス『スポーツ・バイブル』などが報じている。

 クラブは今月16日、公式X(旧ツイッター/@TornsIF1965)で「GKとの1対1を作り出す独創的な方法を開発した」と動画付きで紹介した。

 国際サッカー評議会(IFAB)の競技規則によると、オフサイドは「ボールへの『プレー』または『タッチ』の最初のコンタクトポイント」から判断されると定められている。

 クラブはこのルールに基づいた画期的な方法として、パサーが足の甲にボールを乗せて静止している間、受け手が先回りで相手の背後に飛び出し、最終ラインを越えてから出し手のふわりとしたパスを受けるプレーを提唱した。

 パサーが最初にボールを触った時点で受け手はオンサイドになっているため、足にくっついたままのボールが裏へ出されてもオフサイドにはならないとの考えだという。

 その後、クラブは23日の投稿で「私たちは“トルンパス”が、“クライフターン”や“パネンカPK”と同じようにサッカー用語の一部になることを望んでいた。そこで私たちはIFABに映像を送り、私たちの考えを説明し、これがルールに則ったものであり、オフサイドと判定されないことの確認を求めた」と報告した。

 IFABは当初、このパスをオフサイドのルールのスピリットに反するとして却下したが、議論の末、「あなたの結論は問題ない。この“理論的”な状況を踏まえ、(競技規則の)第11条の文言を変更する必要があるかどうかを検討する」とクラブに返答したようだ。

ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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