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今季のJリーグはブラジル人指揮官が不在…元鹿島ザーゴ監督「我々は日本での場を少し失った」

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ザ-ゴ監督が見解を示した

 2020年から翌年4月まで鹿島アントラーズを率いたザーゴ監督がブラジルメディア『グローボ』の取材で、Jリーグで減少するブラジル人指揮官について「我々は日本での場を少し失った」とコメントした。

 Jリーグではこれまで数多くのブラジル人監督が指揮を執っていたが徐々に数が減り、今季に至ってはJ1からJ3までの全60クラブに1人もブラジル人監督がいないシーズンとなっている。

 ザーゴ監督は以前まで南米に外国人監督が多く、ブラジル人指揮官が日本などアジアで活躍の場を見つけていたことに触れながら、「ブラジル人の指導者は日本に行って半年か1年が経つとより良いオファーを求めて帰国したがる。これでは日本や中東のような国での道を閉ざすことになる」とコメント。近年はブラジル人監督のもとでの長期政権が成立しづらく、Jクラブからの印象が低下している可能性を指摘した。

 その上でザーゴ監督は「ブラジル人監督が南米に場を見つけている」と現状を説明した。ザーゴ監督自身もボリビア代表を率いており、W杯出場権獲得に向けて「簡単ではないが目標を目指して努力しなければいけない」と意気込みを示した。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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