横浜FM、ハッチンソン暫定監督初陣で首位撃破!! パリ五輪組の不在響いた町田は3連勝ストップ
[7.20 J1第24節 町田 1-2 横浜FM 国立]
J1リーグ戦は20日、第24節を各地で行い、横浜F・マリノスがFC町田ゼルビアを2-1で下した。暫定指揮官に就任したジョン・ハッチンソン監督は初陣で初白星。一方の町田は前回対戦(◯3-1)で躍動したパリ五輪組の不在が大きく響き、連勝が3でストップした。
首位の町田は欧州移籍のMF平河悠に続いてFW藤尾翔太がパリ五輪のU-23日本代表合流のためチームを離れ、FWエリキが3試合ぶりに先発出場。MF藤本一輝も4試合ぶり、DF望月ヘンリー海輝は2試合ぶりの先発となった。一方の横浜FMは前節・鹿島戦(◯4-1)後にハリー・キューウェル前監督が解任され、ハッチンソン暫定監督の就任初陣。DF加藤蓮が2試合ぶりに先発復帰した。[スタメン&布陣]
互いに決定打の少ないまま迎えた前半30分、横浜FMが先に試合を動かした。左からカットインしたFWエウベルがミドルレンジから右足シュートを放つと、これがMF下田北斗のやや開いた腕に直撃。PKの判定が下され、同33分にFWアンデルソン・ロペスが独特の助走から右に沈めた。
さらに横浜FMは前半43分、右サイドのスローインを起点にボールを保持し、ゆっくりとつないで左サイドに送ると、エウベルのスルーパスからDF加藤蓮が左サイドを突破。そのままMF藤本一輝を振り切ってゴール前にクロスを配球し、これに飛び込んだMF天野純がワンタッチで押し込んだ。
そのまま迎えた後半開始時、2点ビハインドの町田は思い切った2枚替えを敢行。左SBの林幸多郎に代わって湘南から加入したばかりのDF杉岡大暉、サイドハーフの藤本に代わってMFバスケス・バイロンを入れた。すると同9分、左からのロングボールを受けたバスケスがカットインシュート。だが、これは上島のブロックに阻まれた。
対する横浜FMは後半14分、MF天野純に代わって今夏加入のFW西村拓真を投入。その後も交代選手を入れつつ、再び攻勢を試みる。町田は同33分、関東学院大卒ルーキーでこれがJ1デビューとなるMF芦部晃生、9年ぶりJ1出場のFW中島裕希を投入。横浜FMも同38分、この一戦限りでチームを離脱し、バックアップメンバーとしてパリ五輪帯同を控えるFW植中朝日を起用した。
そうして迎えた後半40分、町田は左サイドで望月からのスローインを受けたMF下田北斗がゴール前にクロスを送り込むと、ニアサイドで触れたデュークがヘディングシュート。うまくフリックしたボールがゴールマウスに吸い込まれ、1点を返した。だが、終了間際の芦部のシュートが相手に当たって外れるなど、反撃はここまで。横浜FMがアウェー国立で首位・町田を破り、2連勝を果たした。
(取材・文 竹内達也)
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J1リーグ戦は20日、第24節を各地で行い、横浜F・マリノスがFC町田ゼルビアを2-1で下した。暫定指揮官に就任したジョン・ハッチンソン監督は初陣で初白星。一方の町田は前回対戦(◯3-1)で躍動したパリ五輪組の不在が大きく響き、連勝が3でストップした。
首位の町田は欧州移籍のMF平河悠に続いてFW藤尾翔太がパリ五輪のU-23日本代表合流のためチームを離れ、FWエリキが3試合ぶりに先発出場。MF藤本一輝も4試合ぶり、DF望月ヘンリー海輝は2試合ぶりの先発となった。一方の横浜FMは前節・鹿島戦(◯4-1)後にハリー・キューウェル前監督が解任され、ハッチンソン暫定監督の就任初陣。DF加藤蓮が2試合ぶりに先発復帰した。[スタメン&布陣]
互いに決定打の少ないまま迎えた前半30分、横浜FMが先に試合を動かした。左からカットインしたFWエウベルがミドルレンジから右足シュートを放つと、これがMF下田北斗のやや開いた腕に直撃。PKの判定が下され、同33分にFWアンデルソン・ロペスが独特の助走から右に沈めた。
さらに横浜FMは前半43分、右サイドのスローインを起点にボールを保持し、ゆっくりとつないで左サイドに送ると、エウベルのスルーパスからDF加藤蓮が左サイドを突破。そのままMF藤本一輝を振り切ってゴール前にクロスを配球し、これに飛び込んだMF天野純がワンタッチで押し込んだ。
そのまま迎えた後半開始時、2点ビハインドの町田は思い切った2枚替えを敢行。左SBの林幸多郎に代わって湘南から加入したばかりのDF杉岡大暉、サイドハーフの藤本に代わってMFバスケス・バイロンを入れた。すると同9分、左からのロングボールを受けたバスケスがカットインシュート。だが、これは上島のブロックに阻まれた。
対する横浜FMは後半14分、MF天野純に代わって今夏加入のFW西村拓真を投入。その後も交代選手を入れつつ、再び攻勢を試みる。町田は同33分、関東学院大卒ルーキーでこれがJ1デビューとなるMF芦部晃生、9年ぶりJ1出場のFW中島裕希を投入。横浜FMも同38分、この一戦限りでチームを離脱し、バックアップメンバーとしてパリ五輪帯同を控えるFW植中朝日を起用した。
そうして迎えた後半40分、町田は左サイドで望月からのスローインを受けたMF下田北斗がゴール前にクロスを送り込むと、ニアサイドで触れたデュークがヘディングシュート。うまくフリックしたボールがゴールマウスに吸い込まれ、1点を返した。だが、終了間際の芦部のシュートが相手に当たって外れるなど、反撃はここまで。横浜FMがアウェー国立で首位・町田を破り、2連勝を果たした。
(取材・文 竹内達也)
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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