Jリーグは13日、7月度の明治安田Jリーグ月間ヤングプレーヤー賞を発表した。J1ではサガン鳥栖(現バーミンガム)のFW横山歩夢(21)が選出されている。

　横山は7月の4試合でいずれも先発出場し、3ゴールを記録。今月8日に海外移籍を前提とした準備でチームを離脱することが報告され、同10日にイングランド3部のバーミンガムへ海外移籍することが発表された。

　選考委員の槙野智章氏は「今月の活躍はヤングプレーヤーの中では圧倒的。MVPでも良かったくらいの得点数とプレーだった。持ちすぎたなと思っても、そこからグッともうひとつ持ち上がれる馬力とスピードがあり、積極性が見ていて面白い、今後が楽しみ」と称賛。北條聡委員は「にわかに頭角を現した昇り竜」と伝え、「左ワイドから仕掛ける縦突破とカットインショットの破壊力は圧巻だった」と活躍を振り返っている。

　横山は受賞に際し、鳥栖を通じて「この賞を受賞できてとても嬉しいです!これに満足せずもっとゴール、アシストを増やしていきたいと思います!チームの勝利に貢献できるよう頑張ります!」とコメントしている。

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