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紺野和也の技あり今季初ゴールが決勝点に! 両守護神の好セーブ続いた“前節初勝利対決”は福岡に軍配

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MF紺野和也

[3.9 J1第5節 京都 0-1 福岡 サンガS]

 J1リーグは9日、第5節を各地で行い、アビスパ福岡京都サンガF.C.を1-0で破って今季初連勝を収めた。両チームの守護神が互いにビッグセーブを見せ合う中、MF紺野和也の今季初ゴールとなる技ありシュートで先制した福岡が今季初の連勝を収めた。

 共に前節で今季初勝利を飾ったチーム同士の対戦。京都はMFジョアン・ペドロに代わってMF川崎颯太が先発した。また福岡はDF上島拓巳の出場停止に伴ってシステムを3-4-2-1から4-2-3-1に変えてDF志知孝明が先発し、またFWナッシム・ベン・カリファに代わってFWシャハブ・ザヘディも初先発した。

 前半は京都が優勢を保った。最初の決定機は前半24分、右サイドでFW原大智が空中戦を競り勝ち、縦にFWラファエル・エリアスが抜けると、持ち運んでからの絶妙なパスにFW奥川雅也が反応。だが、振り向きざまに左足で狙ったシュートはGK村上昌謙のファインセーブに阻まれ、前節・川崎F戦(◯1-0)に続く2試合連発とはならなかった。

 京都は前半39分、MF平戸太貴の直接FKが壁をかすめてゴール左隅を襲うも、これも村上がスーパーセーブ。福岡ディフェンスは跳ね返りを狙ったDF鈴木義宜、原にもしっかり詰めてシュートを打たせず、集中力高く守り抜いた。すると直後、福岡も敵陣エリア内でビッグチャンスを迎えたが、波状攻撃は京都守備陣に対応され、紺野のシュートもGK太田岳志に阻まれた。

 後半は福岡が徐々に前に出ていく中、19分、MF藤本一輝のドリブル突破で左サイドを切り裂き、折り返しのパスがまたも紺野に入ったが、これも太田がファインセーブ。波状攻撃が続く中、FWウェリントンのパスをMF北島祐二が狙うも、こちらは右に外れた。

 それでも後半20分、福岡は自陣からの浮き球パスにウェリントンがオフサイドギリギリで反応し、バウンドしたボールを競り勝つと、これを拾った紺野が相手と正対したドリブルから左足を一閃。意表を突いてニアポスト脇を狙ったシュートはGK太田のリズムを崩し、そのままゴールマウスに吸い込まれ、先制点が決まった。

 その後は京都が交代選手を次々に投入し、反撃を展開した。だが、後半アディショナルタイム、中盤からのジョアン・ペドロの浮き球パスに直接合わせたラファエル・エリアスのヘディングシュートが枠を外れると、ここで勝負あり。今季から金明輝監督率いる福岡が今季初の連勝を飾った。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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