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千葉が薄氷のJ2首位ターン…乱打戦の中で退場者を出すも徳島とドロー

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千葉を率いる小林慶行監督

[6.15 J2第19節 徳島 3-3 千葉 鳴門大塚]

 J2第19節が15日に行われ、ジェフユナイテッド千葉はアウェーで徳島ヴォルティスと3-3で引き分けた。2位水戸ホーリーホックと勝ち点38で並びながらも、得失点差で首位をキープ。J2トップを走ったままリーグ前半戦を折り返した。

 前日に2ポイント差の水戸が勝ち、暫定2位でこの試合を迎えた千葉。5位の徳島を相手に、前半23分の右CKで均衡を破った。

 キッカーのMF杉山直宏が左足でクロスを入れ、MF田口泰士が頭で折り返す。最後はFW石川大地が右足で巧みに押し込み、今季7点目を記録した。

 しかし、ここから徳島が巻き返しに出る。前半34分、敵陣でボールを奪った流れからペナルティエリア手前中央のMF高木友也が左足でシュート。ディフレクションがあったボールが左ポストに当たって決まり、今季2得点目で1-1とした。

 さらに前半36分、DF山越康平のロングパスにFW渡大生が走り込み、ペナルティエリア右で相手と入れ替わる。そのまま右足でネットを揺らし、今季2ゴール目で2-1と試合をひっくり返した。

 だが、千葉も譲らず、前半40分に追い付く。石川のボール奪取を起点にFW呉屋大翔が左足でミドルシュート。ゴール左に突き刺し、2-2とする今季3点目をマークした。

 後半20分には途中出場FW田中和樹が、相手DFのミスで裏へこぼれたボールに反応。GK田中颯の飛び出しを受けながらもペナルティエリア右に抜け出し、無人のゴールに右足で流し込んだ。

 田中の今季3得点目で勝ち越した千葉だったが、このリードを守ることはできない。

 後半31分、徳島の左サイドのFKから、キッカーの高木が左足でクロスを供給。ファーのDFカイケがヘディングで豪快に叩き込み、今季初ゴールで3-3とした。

 後半37分には千葉MFエドゥアルドが徳島FWトニー・アンデルソンに対してヒートアップ。首をつかんで倒す形となり、目の前で見ていた主審はレッドカードを提示した。

 10人での戦いを強いられた千葉は最後まで徳島の猛攻に耐え、敵地で1ポイントを獲得。辛くも首位の座を守った。これで4試合未勝利(3分1敗)となったが、前節までリーグ最少7失点だった徳島から3ゴールを奪ったのはポジティブな点と言える。

 千葉の次節は21日に開催され、本拠地で6位ジュビロ磐田と対戦。5試合負けなし(3勝2分)の徳島は、同じく21日のホームゲームで10位大分トリニータと対決する。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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