栃木シティは23日、J3第37節のAC長野パルセイロ戦で3-0の快勝を収めてJリーグ参入1年目でのJ2昇格を決めた。クラブは公式サイトを通じて「この結果を手にできましたのは、ひとえに日頃よりクラブを支えてくださるパートナー企業の皆さま、ファン・サポーターの皆さま、地域の皆さまの熱いご声援・ご支援の賜物です。深く御礼申し上げます」と声明を発表した。

　栃木Cは2024年に関東リーグ1部からJFLへ昇格すると、JFL1年目で優勝を果たしてJリーグに参入。FWピーター・ウタカやDFマテイ・ヨニッチといったJ1でも活躍した選手を補強してJ3でも旋風を巻き起こし、最終節を残してJ2昇格を決めた。

　クラブは3年連続での昇格と異例のステップアップを遂げていることについて、「J3昇格からわずか1年──このスピードで階段を駆け上がれたのも、選手・スタッフ一丸となって信じて挑戦し続けた結果だと確信しております」と伝えつつ、「しかしながら、我々の挑戦はまだ終わりではありません。あくまでも今シーズンの目標は『J3リーグ優勝・J2リーグ昇格』です」と強調。2位と3ポイントリードして迎える最終節に向けて「最後の笛が鳴るその瞬間まで、全員で勝利を積み重ね、最高の形でシーズンを締めくくれるよう全力を尽くします」と誓った。

　続けて「引き続き、栃木シティへの変わらぬご支援・ご声援を賜りますようお願い申し上げます。共に、この歴史を、そして未来をつくりましょう!」と呼びかけている。

---

●2025シーズンJリーグ特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中