法政大がJクラブ内定会見!! プロへ進む5選手が登壇、清水内定の主将DF日高華杜「さらなる高みでまたみんなと会えたら」
法政大は2日、Jリーグクラブ入団内定選手会見を行った。2026年よりプロの道へ進む5選手と柳沢将之監督が登壇。柳沢監督は「法政大から巣立ってプロの舞台で活躍することを心から願っている」と各選手のさらなる飛躍を期待した。
来季からJリーグでプレーするのはMF大畑凜生(4年=矢板中央高/清水エスパルス内定)、DF日高華杜(4年=大津高/清水内定)、FW洪怜鎭(4年=三菱養和SCユース/V・ファーレン長崎内定)、DF薬師田澪(4年=大津高/ロアッソ熊本内定)、FW相澤デイビッド(4年=日本文理高/ヴィッセル神戸内定)の5人だ。
法政大は今季の関東大学リーグ2部で3位となり、入れ替え戦を制して23年以来となる1部復帰を果たした。キャプテンを務めた清水内定DF日高は「法政が2部にいてもよいチームではないとシーズンが始まるときから言い続けてきたし、後輩に1部の舞台を残さないといけないと思っていた。優勝しての昇格という目標には届かなかったけれど、昇格できたのはよかった」と今季を総括した。
日高自身を含めて5人がJクラブからの内定を掴んでいるほか、同期にはJクラブもしくはアマチュアチームでプレーを続けるべく進路を探している選手や、卒業とともに競技人生を終える選手もいる。日高はそうした仲間と過ごした4年間を「かけがえのない時間だった。キャプテンをやれたことをすごく誇りに思う」と振り返りつつ、「就職する人やプロでやる人といろいろいるけれど、誰にも負けたくないしみんなそう思っていると思う。さらなる高みでまたみんなと会えたらすごくいいし、みんなのことを応援している。自分もみんなに負けないくらい頑張りたい」と語り、今後もそれぞれの立場から刺激を与え合っていく考えだ。
以下、柳沢監督による選手紹介と各選手のコメント
▽MF大畑凜生(→清水)
・柳沢監督
「本来はボランチだけどCB、SB、FWもできる。(試合に)出ても出ていなくても強いメンタルを持っている。そういったメンタルの部分はとても必要だと思うので、プロに行っても頑張ってほしい」
・大畑
「清水エスパルスを代表する選手になりたい。大学卒業して即戦力で求められている中、法政大の歴代の先輩を見ても1年目から試合に絡んでいる選手は去年(卒業)のMF中川敦瑛(柏)くらい。J1で1年目から出続ける選手はインパクトがあると思うし、自分も試合に出続けてなおかつ結果を求め、長く(清水に)いたときには清水エスパルスといえば大畑凜生だなという選手になれるようにやっていきたい」


▽DF日高華杜(→清水)
・柳沢監督
「今年キャプテンを務めてもらった。怪我がちょっと多かったけれども試合に出たときはとても良い活躍をしてくれた。とても重要なところで活躍をしてくれた。エスパルスの方でも試合に出ていて、大学生でプロの試合に出るのはなかなかできないこと。そういった経験をプロの場でも存分に発揮してほしい」
・日高
「ルーキーらしく泥くさく戦い、少しでも多くの試合に絡んで信頼されるような選手になれるように、一日一日精進していく」


▽FW洪怜鎭(→長崎)
・柳沢監督
「一番の武器はスピード。得点能力に関しても嗅覚を持っているし、それ以外にも前線からの守備がチームにとって必要不可欠だった。シーズン最後のところで怪我をしてしまったけれども、怪我がなかったら間違いなく優勝していたのではと思うくらいすごく良い活躍をしてくれた」
・洪
「まず開幕スタメンを狙ってやっていきたい。スピード、裏への抜け出し、ハードワークは自分の特長なので、そういったところをシーズン初めから出していければ(試合に)絡んでいけると思うのでしっかりやっていきたい」


▽DF薬師田澪(→熊本)
・柳沢監督
「リーグ戦全試合に出てもらった。CBという重要なポジションでチームを鼓舞してもらった。もともとはボランチでチーム事情でCBをやっていたけれど、CBもボランチもできるし、天皇杯予選では右SBもやってもらった。どのポジションもできる選手。リーダーシップを取ってチームの雰囲気を良くする、まとめるところが彼の持ち味」
・薬師田
「J3に落ちてしまったけれど、熊本県民を笑顔にしたい。ロアッソ熊本を引っ張っていけるようなリーダーシップや球際、切り替え、運動量でチームをまとめていけたらと思う」


▽FW相澤デイビッド(→神戸)
・柳沢監督
「もうポテンシャルがすごいの一言。私もプロでやっていたが、初めて見たときに体格もそうだけどシュートの振りの速さはプロでもなかなかいないという印象を持った。今怪我をしてしまっていてリハビリの最中だけど、怪我がなくそのままいけば間違いなく代表にも絡んでいける選手だと思う。ヴィッセルで自分の力を証明する意味でも、怪我を治して開幕戦に間に合うように頑張ってほしい」
・相澤
「来シーズンの試合に1試合でも多く絡むのが目標。偉大な先輩たちがたくさんいるので、しっかり学んで吸収して、自分しか持っていない特長も必ずあると思う。そこをしっかりと出していければ試合に多く絡めると思うのでチャレンジしていきたい。今シーズンは法政大で活動する中で怪我をして大半を欠場してしまったので、そこ(の悔しさ)も来シーズンにぶつけて頑張っていきたい」




(取材・文 加藤直岐)
●2025シーズンJリーグ特集
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来季からJリーグでプレーするのはMF大畑凜生(4年=矢板中央高/清水エスパルス内定)、DF日高華杜(4年=大津高/清水内定)、FW洪怜鎭(4年=三菱養和SCユース/V・ファーレン長崎内定)、DF薬師田澪(4年=大津高/ロアッソ熊本内定)、FW相澤デイビッド(4年=日本文理高/ヴィッセル神戸内定)の5人だ。
法政大は今季の関東大学リーグ2部で3位となり、入れ替え戦を制して23年以来となる1部復帰を果たした。キャプテンを務めた清水内定DF日高は「法政が2部にいてもよいチームではないとシーズンが始まるときから言い続けてきたし、後輩に1部の舞台を残さないといけないと思っていた。優勝しての昇格という目標には届かなかったけれど、昇格できたのはよかった」と今季を総括した。
日高自身を含めて5人がJクラブからの内定を掴んでいるほか、同期にはJクラブもしくはアマチュアチームでプレーを続けるべく進路を探している選手や、卒業とともに競技人生を終える選手もいる。日高はそうした仲間と過ごした4年間を「かけがえのない時間だった。キャプテンをやれたことをすごく誇りに思う」と振り返りつつ、「就職する人やプロでやる人といろいろいるけれど、誰にも負けたくないしみんなそう思っていると思う。さらなる高みでまたみんなと会えたらすごくいいし、みんなのことを応援している。自分もみんなに負けないくらい頑張りたい」と語り、今後もそれぞれの立場から刺激を与え合っていく考えだ。
以下、柳沢監督による選手紹介と各選手のコメント
▽MF大畑凜生(→清水)
・柳沢監督
「本来はボランチだけどCB、SB、FWもできる。(試合に)出ても出ていなくても強いメンタルを持っている。そういったメンタルの部分はとても必要だと思うので、プロに行っても頑張ってほしい」
・大畑
「清水エスパルスを代表する選手になりたい。大学卒業して即戦力で求められている中、法政大の歴代の先輩を見ても1年目から試合に絡んでいる選手は去年(卒業)のMF中川敦瑛(柏)くらい。J1で1年目から出続ける選手はインパクトがあると思うし、自分も試合に出続けてなおかつ結果を求め、長く(清水に)いたときには清水エスパルスといえば大畑凜生だなという選手になれるようにやっていきたい」


▽DF日高華杜(→清水)
・柳沢監督
「今年キャプテンを務めてもらった。怪我がちょっと多かったけれども試合に出たときはとても良い活躍をしてくれた。とても重要なところで活躍をしてくれた。エスパルスの方でも試合に出ていて、大学生でプロの試合に出るのはなかなかできないこと。そういった経験をプロの場でも存分に発揮してほしい」
・日高
「ルーキーらしく泥くさく戦い、少しでも多くの試合に絡んで信頼されるような選手になれるように、一日一日精進していく」


▽FW洪怜鎭(→長崎)
・柳沢監督
「一番の武器はスピード。得点能力に関しても嗅覚を持っているし、それ以外にも前線からの守備がチームにとって必要不可欠だった。シーズン最後のところで怪我をしてしまったけれども、怪我がなかったら間違いなく優勝していたのではと思うくらいすごく良い活躍をしてくれた」
・洪
「まず開幕スタメンを狙ってやっていきたい。スピード、裏への抜け出し、ハードワークは自分の特長なので、そういったところをシーズン初めから出していければ(試合に)絡んでいけると思うのでしっかりやっていきたい」


▽DF薬師田澪(→熊本)
・柳沢監督
「リーグ戦全試合に出てもらった。CBという重要なポジションでチームを鼓舞してもらった。もともとはボランチでチーム事情でCBをやっていたけれど、CBもボランチもできるし、天皇杯予選では右SBもやってもらった。どのポジションもできる選手。リーダーシップを取ってチームの雰囲気を良くする、まとめるところが彼の持ち味」
・薬師田
「J3に落ちてしまったけれど、熊本県民を笑顔にしたい。ロアッソ熊本を引っ張っていけるようなリーダーシップや球際、切り替え、運動量でチームをまとめていけたらと思う」


▽FW相澤デイビッド(→神戸)
・柳沢監督
「もうポテンシャルがすごいの一言。私もプロでやっていたが、初めて見たときに体格もそうだけどシュートの振りの速さはプロでもなかなかいないという印象を持った。今怪我をしてしまっていてリハビリの最中だけど、怪我がなくそのままいけば間違いなく代表にも絡んでいける選手だと思う。ヴィッセルで自分の力を証明する意味でも、怪我を治して開幕戦に間に合うように頑張ってほしい」
・相澤
「来シーズンの試合に1試合でも多く絡むのが目標。偉大な先輩たちがたくさんいるので、しっかり学んで吸収して、自分しか持っていない特長も必ずあると思う。そこをしっかりと出していければ試合に多く絡めると思うのでチャレンジしていきたい。今シーズンは法政大で活動する中で怪我をして大半を欠場してしまったので、そこ(の悔しさ)も来シーズンにぶつけて頑張っていきたい」




(取材・文 加藤直岐)
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