開始5秒の失点に「ちょっとやばい」も…攻め続けた横浜FM JrユースがS.T.FCに逆転5発、クラセン関東予選初戦を突破!!
[6.7 関東CY2回戦 横浜FM Jrユース 5-1 S.T.FC フロンタウン]
全国大会予選を兼ねた関東クラブユースサッカー選⼿権(U-15)⼤会は7日、各地で2回戦を開催した。初戦となった横浜F・マリノスジュニアユース(関東1部)はSOLTILO TOKYO FC(ソルティーロ東京FC/東京1部)に5-1の逆転勝利を収めた。
リーグカテゴリーの異なる両チームの対戦となったが、思わぬ形で試合が動いた。S.T.FCのキックオフからDF下條浩志(3年)がボールを受けると、思い切って超ロングシュート。これがGK金子隼人(3年)のキャッチミスを誘ってゴールに吸い込まれ、開始およそ5秒での先制ゴールになった。


誰もが驚く得点に、応援にまわったS.T.FCの選手たちからは「これがソルティーロだ!!」の声。下條は「監督に言われたというのが一番」とシュートを選択した背景を明かし、「自信はあったので思い切って蹴りました」。リーグ戦でも狙ったことはないというが、「小学生のときに決めたこともたくさんあったので、イメージはありました」と久しぶりのロングシュート弾になった。
横浜FM Jrユースにとっては一発勝負の怖さをファーストプレーで痛感する形に。主将のFW藤澤斗亜(3年)は「立ち上がりから失点したことは流れも結構変わってくると思ったので、率直にちょっとやばいっていう思いが強かった」と話す。以降は敵陣で試合を進めていくも、MF本宮朗人(2年)が対人守備で好対応を見せるなどしたS.T.FCをなかなか攻略できなかった。
前半16分にはS.T.FCがゴールまで距離のあるところでFKを獲得。下條は「キックの質とか精度が売り」だといい、ここでも直接ゴールを狙ったが、今回はわずかに枠の上に外れた。一方の横浜FM Jrユースは飲水タイム前ラストプレーで、スローインからMF山田湊斗(2年)が中に切り込んで右足を振ったが枠の左に外れた。
それでも横浜FM Jrユースは「試合中に暇があったら『背後に抜けるから出して』とかちょっとしたコミュニケーション」をとる藤澤とDF金沢俐京(3年)の右サイド攻撃でゴールに迫り続けていく。藤澤はビハインドの時間が長くなる中でも、「サイドからチャンスが作れていたので、もうちょい量を増やせば点を決められるかなという考えはありました。あとはクロスの質だったりシュートの質が高くなっていけば決まるのかなと」とチャンスメイクを続けていった。
すると前半26分、右サイドからのクロスがファーサイドに流れたところを山田がシュートすると、FW渡邊拓人(3年)にブロックされたこぼれ球をMF武田隼一(3年)が押し込んで振り出しに戻した。


1-1で折り返した後半は横浜FM Jrユースの攻撃力が爆発。まずは後半5分、藤澤のクロスをFW松尾健吾(3年)が頭で合わせて逆転した。さらに相手のキックオフを松尾がすぐに奪ってロングシュートを打つとボールはゴールに吸い込まれ、先制被弾のお返しとなる一発で一気に2点差とした。
なおも松尾は後半20分、左サイドを抜け出した藤澤のシュートがGK坂野琥音(3年)に防がれると、ゴール前に弾んだボールを泥臭く押し込んでハットトリックを達成。いきなりのビハインドにも「ちょっと焦りましたけど、絶対勝てると信じていたので落ち着いていました」というアタッカーがチームを救った。
横浜FM Jrユースは後半33分、MF松井皓(3年)の右サイドから蹴ったFKが直接ゴールネットを揺らして5-1でタイムアップ。松尾は「逆転できて良かった」と安堵の表情を見せながら、関東予選の突破と全国優勝に向けてボールを保持するスタイルを継続してゴールを重ねていく姿勢を示した。


敗れたS.T.FCの下條は「相手の10番(藤澤)のところに強くいけなったのが失点に繋がってしまった」と悔やみ、「自分はそんなに足が速い方じゃないですけど、速い相手でも体を先に当ててクロスを上げさせないとか、中に侵入させないところを意識したい」とU-15日本代表FWとのマッチアップを今後に活かしていく考え。得意のキックでチームに貢献し、「前期のTリーグ(東京)では負けが続いてしまっているので、後期は全部勝って関東リーグに昇格できるように頑張りたい」と意気込んだ。


(取材・文 加藤直岐)
全国大会予選を兼ねた関東クラブユースサッカー選⼿権(U-15)⼤会は7日、各地で2回戦を開催した。初戦となった横浜F・マリノスジュニアユース(関東1部)はSOLTILO TOKYO FC(ソルティーロ東京FC/東京1部)に5-1の逆転勝利を収めた。
リーグカテゴリーの異なる両チームの対戦となったが、思わぬ形で試合が動いた。S.T.FCのキックオフからDF下條浩志(3年)がボールを受けると、思い切って超ロングシュート。これがGK金子隼人(3年)のキャッチミスを誘ってゴールに吸い込まれ、開始およそ5秒での先制ゴールになった。


いきなりの先制ゴールに盛り上がるS.T.FC
誰もが驚く得点に、応援にまわったS.T.FCの選手たちからは「これがソルティーロだ!!」の声。下條は「監督に言われたというのが一番」とシュートを選択した背景を明かし、「自信はあったので思い切って蹴りました」。リーグ戦でも狙ったことはないというが、「小学生のときに決めたこともたくさんあったので、イメージはありました」と久しぶりのロングシュート弾になった。
横浜FM Jrユースにとっては一発勝負の怖さをファーストプレーで痛感する形に。主将のFW藤澤斗亜(3年)は「立ち上がりから失点したことは流れも結構変わってくると思ったので、率直にちょっとやばいっていう思いが強かった」と話す。以降は敵陣で試合を進めていくも、MF本宮朗人(2年)が対人守備で好対応を見せるなどしたS.T.FCをなかなか攻略できなかった。
前半16分にはS.T.FCがゴールまで距離のあるところでFKを獲得。下條は「キックの質とか精度が売り」だといい、ここでも直接ゴールを狙ったが、今回はわずかに枠の上に外れた。一方の横浜FM Jrユースは飲水タイム前ラストプレーで、スローインからMF山田湊斗(2年)が中に切り込んで右足を振ったが枠の左に外れた。
それでも横浜FM Jrユースは「試合中に暇があったら『背後に抜けるから出して』とかちょっとしたコミュニケーション」をとる藤澤とDF金沢俐京(3年)の右サイド攻撃でゴールに迫り続けていく。藤澤はビハインドの時間が長くなる中でも、「サイドからチャンスが作れていたので、もうちょい量を増やせば点を決められるかなという考えはありました。あとはクロスの質だったりシュートの質が高くなっていけば決まるのかなと」とチャンスメイクを続けていった。
すると前半26分、右サイドからのクロスがファーサイドに流れたところを山田がシュートすると、FW渡邊拓人(3年)にブロックされたこぼれ球をMF武田隼一(3年)が押し込んで振り出しに戻した。


横浜FM Jrユースが同点ゴールで流れをさらに引き寄せた
1-1で折り返した後半は横浜FM Jrユースの攻撃力が爆発。まずは後半5分、藤澤のクロスをFW松尾健吾(3年)が頭で合わせて逆転した。さらに相手のキックオフを松尾がすぐに奪ってロングシュートを打つとボールはゴールに吸い込まれ、先制被弾のお返しとなる一発で一気に2点差とした。
なおも松尾は後半20分、左サイドを抜け出した藤澤のシュートがGK坂野琥音(3年)に防がれると、ゴール前に弾んだボールを泥臭く押し込んでハットトリックを達成。いきなりのビハインドにも「ちょっと焦りましたけど、絶対勝てると信じていたので落ち着いていました」というアタッカーがチームを救った。
横浜FM Jrユースは後半33分、MF松井皓(3年)の右サイドから蹴ったFKが直接ゴールネットを揺らして5-1でタイムアップ。松尾は「逆転できて良かった」と安堵の表情を見せながら、関東予選の突破と全国優勝に向けてボールを保持するスタイルを継続してゴールを重ねていく姿勢を示した。


横浜FM Jrユースは全国制覇を目指す
敗れたS.T.FCの下條は「相手の10番(藤澤)のところに強くいけなったのが失点に繋がってしまった」と悔やみ、「自分はそんなに足が速い方じゃないですけど、速い相手でも体を先に当ててクロスを上げさせないとか、中に侵入させないところを意識したい」とU-15日本代表FWとのマッチアップを今後に活かしていく考え。得意のキックでチームに貢献し、「前期のTリーグ(東京)では負けが続いてしまっているので、後期は全部勝って関東リーグに昇格できるように頑張りたい」と意気込んだ。


粘り強く戦ったS.T.FC
(取材・文 加藤直岐)



