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レッドブル体制・大宮U15はさらに個の育成強化へ…中谷優介監督「より飛躍するようにサポートするのが僕らの仕事」

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新シーズンの初陣は敗戦

[3.1 U-15関東1部B第1節 FC多摩Jrユース 1-0 大宮U15 NICHIBUN]

 レッドブル体制2年目に入ったRB大宮アルディージャは、中学年代のRB大宮アルディージャU15でも個の育成をさらに強化していくようだ。中谷優介監督は「個人の育成はよりターゲットになってくるのかなと思う」と展望した。

 大宮U15は昨年の高円宮杯で3位。新シーズンの開幕節ではFC多摩ジュニアユースと対戦し、優勢に試合を進めつつもゴールを奪いきるには至らず、0-1の黒星発進となった。もっとも今季主軸となる新3年生のメンバー約10人ほどが2月、大宮U18に昇格する新高校1年生と混ざってブラジルで開催されたブルズカップに出場していた関係で、これが新チームとして行う初の試合だったという。中谷監督はそうした状況でも多くのチャンスを作った一戦を前向きに総括した。

「あまり悲観はしていない。去年も出ていた子達が多いこともあって、やっていない割にはやれていたかなと思う。新しい課題としていろいろなものを今日は見られた。リーグ戦なので1試合目に勝った、負けたよりもここから何に向き合っていくかや、次に向けてみんなで修正をして良いものを作っていくことが大事。(シーズンが)終わったときにリーグの結果が何位だとか、どんな状態かというのが一番大事なので(今日の敗戦は)あまり気にしていないです」

 レッドブル傘下の2年目を迎えた大宮は、トップチームではU18出身ルーキーDF酒井舜哉がレッドブル・ニューヨークIIに期限付き移籍するなど、チームの強化だけでなく若手選手の育成にもさらに力が入っている。U15チームも例外ではなく「去年までやっていたものは大宮アルディージャがもともとベースとしてやっていたもの。レッドブルがより入ってきて、また新しいものをチャレンジしている」と中谷監督。様々な挑戦のなかでは強度や走力といった、世界でも戦えるような成長も強く求められるようになったという。

 そうした今季は個の育成に注力していくようだ。「たしかに試合をやる限りは勝ちを目指すけれども、どちらかというと個人の成長や世界に売れる選手を作ってくれというのがレッドブルのスタンダードと言われている」(中谷監督)。トップチームではU18に所属しながらプロ契約する選手が続くなか、大宮U15からもU18チームに飛び級出場するような選手、将来的には欧州移籍を果たせるような選手の輩出を目指していく構えだ。

 ブルズカップも個の成長のために貴重な経験になった。相手はU-16チームだったため、海外の2歳年上の選手とマッチアップ。指揮官は「レベル差はあったけれどすごく良い経験をさせてもらって、それが今年の彼らの個人的な成長に繋がったらいい」と目を細めた。

 新たな方針の上で、昨年からレギュラーの座を掴んでいる主将MF安井康真(新3年)、DF高橋征矢(新3年)、FW亀山陽士(新3年/この日は負傷欠場)といったメンバーへの期待は大きい。中谷監督は「そういった去年から出ている選手がより飛躍するようにサポートするのが僕らの仕事で、レッドブルからより求められているところ」と力を込める。また、中心的な活躍が期待される3人に刺激を受け、同期の目覚ましい成長や後輩の台頭も生まれてくるはず。大宮U15は一人ひとりが成長することでチームを強化し、シーズンを戦い抜く。

(取材・文 加藤直岐)

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加藤直岐
Text by 加藤直岐

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