[MOM5227]東京都MF梶山蓮翔(FC東京U-18/1年)_「東京の10番凄い」。圧倒的なプレーで攻撃を牽引
MF
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.4 国スポ少年男子の部2回戦 福島県 0-1 東京都 ビックレイクA]
「東京の10番凄い」、「あの子はめっちゃ上手い」。視察に訪れたJリーグのスカウトや滋賀県のサッカー関係者が口を揃えるほどプレーは圧倒的。MF梶山蓮翔(FC東京U-18/1年)が雨で滑りやすくなっていたピッチを物ともしないテクニックとアイデアで東京都の攻撃を牽引した。
対戦相手の福島県は、登録メンバー16人のうち15人が尚志高の選手。梶山は「相手は高体連の選手がほとんどで、チームワークに長けていそうなのは怖かった。自分たちも負けないよう活動が短い中でもしっかりコミュニケーションを取って、ボールを受ける位置を意識した。前を向いて強みを出したかった」と振り返る。
スタートポジションこそFW城秀人(FC東京U-18/1年)との2トップだが、引き気味でボールを引き出し、得点に繋がるプレーをするのが彼に与えられた役割だった。この日は一度ボールを受けたらそう簡単には奪われない。相手に体を寄せられても奪われない位置にボールを置いて、スルスルと前進する姿が印象的だったが、FC東京で10番を背負った父・梶山陽平氏のアドバイスが役立ったという。
「昨日、チームメイトの原田爽潤が『ボールを隠すのが大事』と言っていたので、いつも以上に意識してプレーしたら全く奪われなかった。それに最近は隠す意識がなくて、お父さんにも『もう1回基本的な部分を見直せ』とも言われていた。そこを意識したら良いプレーに繋がった」。
持ち運びで相手を引き寄せ、タイミングよくゴール前にスルーパスを送る感覚にも秀でている。「最近はスルーパスが全く通らなくて悩んでいた」と打ち明けるが、この日は前半13分に中盤でボールをおさめると相手DFの背後にスルーパス。絶妙なコースを突いたボールだったが、前に出たGKに阻まれた。
後半17分には高い位置でボールを奪うと相手の守備が崩れていた瞬間を逃さず、DF裏のスペースに展開。走り込んだFW({伊藤優}}(三菱養和SCユース/1年)がゴールを狙ったが、シュートは枠を捉えることができない。決定機を度々演出しながら自身のシュートは3本に終わり、試合後は「もっとシュートを打ちたかった」と口にしたが、この試合の主役だったのは間違いない。
FC東京U-15むさしからU-18への昇格を果たした今年はBチームからのスタートだったが、「まずは結果を残して、どんどん積み上げてアピールしようと思っていた」との思惑通り、自身の存在を上手くアピール。プレミアリーグ第10節からAチームに登録されると第13節の東京Vユース戦からは途中出場で出場機会をつかみ始めた。
「レベルが高くスピードが上がって今は苦戦している最中で結果は残せていない。これから結果を残していきたい」と高校年代トップクラスの舞台に戸惑いも見せるが、10番の先輩で先日来季からのトップチーム昇格が発表されたMF({田中希和}}}(3年)の存在は梶山にとって良いお手本。「希和はもらってからのオンザボールがとても上手で奪われない。そこは参考にしたい」と口にする。
自チームでの出場時間を伸ばすためにも国スポという舞台を無駄にしない。「国スポでは周りとの差を見せたい。守備だけでなく、攻撃でも得点を決めたり、チャンスを演出してアピールしていきたい」。そう意気込む梶山は準々決勝でも見る人を魅了するプレーで、東京都に得点と勝利を呼び込む。
(取材・文 森田将義)
●第79回国民スポーツ大会特集
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「東京の10番凄い」、「あの子はめっちゃ上手い」。視察に訪れたJリーグのスカウトや滋賀県のサッカー関係者が口を揃えるほどプレーは圧倒的。MF梶山蓮翔(FC東京U-18/1年)が雨で滑りやすくなっていたピッチを物ともしないテクニックとアイデアで東京都の攻撃を牽引した。
対戦相手の福島県は、登録メンバー16人のうち15人が尚志高の選手。梶山は「相手は高体連の選手がほとんどで、チームワークに長けていそうなのは怖かった。自分たちも負けないよう活動が短い中でもしっかりコミュニケーションを取って、ボールを受ける位置を意識した。前を向いて強みを出したかった」と振り返る。
スタートポジションこそFW城秀人(FC東京U-18/1年)との2トップだが、引き気味でボールを引き出し、得点に繋がるプレーをするのが彼に与えられた役割だった。この日は一度ボールを受けたらそう簡単には奪われない。相手に体を寄せられても奪われない位置にボールを置いて、スルスルと前進する姿が印象的だったが、FC東京で10番を背負った父・梶山陽平氏のアドバイスが役立ったという。
「昨日、チームメイトの原田爽潤が『ボールを隠すのが大事』と言っていたので、いつも以上に意識してプレーしたら全く奪われなかった。それに最近は隠す意識がなくて、お父さんにも『もう1回基本的な部分を見直せ』とも言われていた。そこを意識したら良いプレーに繋がった」。
持ち運びで相手を引き寄せ、タイミングよくゴール前にスルーパスを送る感覚にも秀でている。「最近はスルーパスが全く通らなくて悩んでいた」と打ち明けるが、この日は前半13分に中盤でボールをおさめると相手DFの背後にスルーパス。絶妙なコースを突いたボールだったが、前に出たGKに阻まれた。
後半17分には高い位置でボールを奪うと相手の守備が崩れていた瞬間を逃さず、DF裏のスペースに展開。走り込んだFW({伊藤優}}(三菱養和SCユース/1年)がゴールを狙ったが、シュートは枠を捉えることができない。決定機を度々演出しながら自身のシュートは3本に終わり、試合後は「もっとシュートを打ちたかった」と口にしたが、この試合の主役だったのは間違いない。
FC東京U-15むさしからU-18への昇格を果たした今年はBチームからのスタートだったが、「まずは結果を残して、どんどん積み上げてアピールしようと思っていた」との思惑通り、自身の存在を上手くアピール。プレミアリーグ第10節からAチームに登録されると第13節の東京Vユース戦からは途中出場で出場機会をつかみ始めた。
「レベルが高くスピードが上がって今は苦戦している最中で結果は残せていない。これから結果を残していきたい」と高校年代トップクラスの舞台に戸惑いも見せるが、10番の先輩で先日来季からのトップチーム昇格が発表されたMF({田中希和}}}(3年)の存在は梶山にとって良いお手本。「希和はもらってからのオンザボールがとても上手で奪われない。そこは参考にしたい」と口にする。
自チームでの出場時間を伸ばすためにも国スポという舞台を無駄にしない。「国スポでは周りとの差を見せたい。守備だけでなく、攻撃でも得点を決めたり、チャンスを演出してアピールしていきたい」。そう意気込む梶山は準々決勝でも見る人を魅了するプレーで、東京都に得点と勝利を呼び込む。
(取材・文 森田将義)
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