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静岡県が22回目の優勝へ前進。岡山県をPK戦で振り切り、準決勝進出!

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静岡県がPK戦を制し、準決勝進出

[10.5 国スポ少年男子の部準々決勝 岡山県 0-0(PK3-5)静岡県 ビックレイクC]

 5日、「わたSHIGA輝く国スポ2025第79回国民スポーツ大会」サッカー競技少年男子の部準々決勝が行われ、最多22回目の優勝を狙う静岡県が岡山県に0-0(PK5-3)で勝利。静岡県は6日の準決勝で愛媛県と戦う。

 岡山県は2003年以来、静岡県は優勝した2019年大会以来の準決勝進出に挑戦。前半、静岡県は押し込んでFW澤田卓磨(清水ユース/1年)らがシュート本数を増やすが、岡山県のGK岡田建斗(岡山学芸館高/1年)に阻まれるなど、先制することができない。

 静岡県はMF河波飛和(清水ユース/1年)やMF小枝朔太郎主将(磐田U-18/1年)がポジショニングの良さと強度の高さによってセカンドボールの攻防で優位に立ち、狭い局面でもパス交換やドリブルで失わずに前進。。相手にプレッシャーをかける。

 岡山県は自陣で守る時間が増えたが、CB本山史玖馬(岡山U-18/1年)が前への強さを見せ、CB{松本優輝}}(岡山U-18/2年)もPAで相手の攻撃に対応。回数こそ少なかったもののMF堤清史郎主将(岡山U-18/1年)らの回収から速攻に持ち込み、FW安西来起(岡山U-18/2年)やFW元野蒼空(岡山U-18/1年)が強引にシュートを打ち込む。

 後半も静岡県が攻撃で主導権。交代出場のMF庵原進太(富士市立高/1年)が2度3度とドリブルで局面を打開し、シュートシーンを作り出す。だが、静岡県はゴール前でシュートやクロスの精度を欠いてしまう。

 対する岡山県は我慢強い守りから攻撃に出ると、後半5分には安西が2人、3人を引きずるかのように前進。後半22分には左サイドからショートパスを繋いで逆サイドまで運ぶと、最後はFW元野蒼空(岡山U-18/1年)が左足を振り抜く。だが、DFに当たってコースの変わったシュートはクロスバーをヒット。32分にも、MF{辻琥白}}(岡山学芸館高/2年)の左足シュートがDFに当たってゴール方向へ飛んだものの、わずかに右へ外れた。

 静岡県も終盤、MF山崎瑛晴(清水ユース/1年)らがゴールをこじ開けようとする。35分にはMF佐野泰聖(静岡学園高/2年)がカットインから右足シュート。DFをかすめて枠に飛んだが、ここでも岡山県GK岡田がビッグセーブをしてのけ、試合は0-0でPK戦に突入した。

 静岡県は得点を奪えなかったが、焦れずに無失点で終えたことが大きかった。そして、PK戦直前に投入されたGK山田竜之介(清水ユース/1年)が、PK戦で先攻・岡山県2人目のシュートをストップ。その静岡県は、1人目の小枝から5人目の河波まで全員が決め、5-3で準決勝進出を決めた。

(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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