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仙台内定発表翌日に総理大臣杯…初戦敗退に中央大3年生MF尾川丈も涙「チームを勝たせる選手に」

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[9.2 総理大臣杯1回戦 中央大1-2大阪体育大 遠野市国体記念公園市民サッカー場B]

 プロ内定発表翌日のゲームに臨んだ。1日に27-28シーズンのベガルタ仙台への入団内定を発表した中央大(関東10)のMF尾川丈(3年=川崎F U-18)は、いつものようにMF長田叶羽(2年=G大阪ユース)とボランチコンビを組んで先発出場した。

 しかしチームは1-2で競り負け、初戦敗退となった。尾川は涙ながらに、「これまで自分たちがやってきたことは間違いではなかったと思うけど、まだまだ足りなかったんだなと思わされた試合だった。個人としても内定が発表されてすぐの試合で、違いをみせるところだったり、得点に関わるところ。チームを勝たせる選手にならないといけないなと思いました」と悔しさを噛み締めた。

 大学3年生の夏に進路を決めた。「仙台さんが早い段階でオファーをくれた。練習参加させてもらった時もすごく雰囲気がよくてチームに入りやすかった。サッカーのところでも中盤の選手に技術が高い選手が多かったのですごくやりやすかった。そこで競争に勝っていけばもっと成長できると思って、早めに決めました」。

 これまで憧れの中村憲剛の背中を追うようにしてキャリアを歩んできた。中村の代名詞である背番号14を中大進学後もつけ続け、昨年までは直接指導も受けていた。ただ初めてラインを外れる決断。「仙台さんのほかにも別のチームに行ったけど、新鮮だった。もちろんフロンターレのいいところはあるけど、ほかのチームもいいところが練習参加を通してみえてくることはありました」。サッカー選手・尾川丈としてのキャリアを進む覚悟を強めている。

 とはいえ、仙台の庄子春男ゼネラルマネージャーは長年川崎Fで強化を務めた経歴を持っており、熱心な誘いを受けた様子。また中大の宮沢正史監督も仙台でのプレー経験があることからも縁を感じているようだ。「中大からは3年連続(有田恵人、湯谷杏吏、杉山耀建)で行っている。これからは(内定選手として)見られ方も変わってくると思うけど、一試合一試合違いをみせて、チームを勝たせられる選手になりたい」と意気込みを語った。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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