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司令塔のMF宮城太郎主将「一人ひとりが100%でできるように」。高川学園は「パーフェクト」だった県決勝前半以上の戦いを継続し、目標の日本一へ

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高川学園高MF宮城太郎主将(3年=サガン鳥栖U-15唐津出身)

 高川学園高は山口県予選を制し、5大会連続となるインターハイ出場権を獲得。特に宇部鴻城高との決勝の前半は、江本孝監督も、1年時から先発を経験しているMF宮城太郎主将(3年=サガン鳥栖U-15唐津出身)も評価するような戦いができたようだ。

 宮城は「自分も1年からインターハイ経験させてもらっているんですけど、自分としても過去一番ぐらいの入りでした。試合しながらも、チームとしてやるべきことをもう一人ひとり100パーセントでやっていて、勝ちたいっていう気持ちが強かったなと感じました」と振り返る。

「内容も自分的にもパーフェクトぐらいで、チームとしてやるべきことがちゃんと徹底されていたなと思います」(宮城)という前半に3点を奪い、3-1で勝利。宮城は県予選初戦から一戦一戦重ねるごとにチームが好転していったことを説明する。

「最初の2回戦とか3回戦はあまり良くなかったんですけど、決勝に進むに連れてようやくにこのチームで優勝したいっていうベクトルが、一つにやっと向かったなっていう風には大会を通して感じました」

 山口5連覇を達成した高川学園は、今月14日から16日まで中国高校選手権(岡山)に出場した。初戦で就実高(岡山)に1-0で勝利したが、準決勝で岡山学芸館高(岡山)に1-2で惜敗。個々の技術力の不足を実感したと同時に、県予選決勝に比べると緩さも出ていたという。メンバーを大きく入れ替えて臨んだ3位決定戦も米子北高(鳥取)に敗れて4位に。だが、この大会でまた引き締めて今後のプリンスリーグ中国やインターハイに向かっていくことができそうだ。

 宮城は正確なタッチと視野の広さを武器に、名門校の司令塔を担うMF。最近の自身のパフォーマンスについて、「ビルドアップやる時にちゃんと係わって、そこから自分がチャンスメイクしていくとチームのチャンスになるんで、そういうところができて、得点にも絡んだなっていう風に思います」と自己分析する。ここから、ラストの局面までボールを運ぶだけでなく、決めるところも自身に求めていく考えだ。

 高校3年目の今年は「最後の年だし、勝負の学年なんで、もう悔いのないようにもう一人ひとりが100パーセントでできるようになりたいです」という。まずは、インターハイに全力で挑戦。「チームとしてはやっぱり目標である日本一にベクトルを向けながら、個人としては自分の良さを見てもらえるように、自分も得点に絡んだり、もっとアシストして見られるようになりたいです」。自分も含めて3年生がもっともっとサッカーに懸けること。そして、「パーフェクト」だった県予選決勝の前半以上の戦いを続けて、目標の日本一に近づく。


(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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