beacon

[MOM5189]大津DF今井獅温(3年)_進化実感の189cmCBが自信を持って流経大柏封じ。先輩たちの「借り返してやる」を表現して無失点勝利

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

大津高の189cmDF今井獅温(3年=V・ファーレン長崎U-15出身)は流通経済大柏高を無得点に封じた。(写真協力=『高校サッカー年鑑』)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.1 インターハイ準決勝 大津高 0-0(PK9-8)流通経済大柏高 Jヴィレッジスタジアム]

 自分たちは、プレミアリーグWESTでより強力なFWたちと対峙してきたという自負がある。大津高(熊本)は流通経済大柏高(千葉)との準決勝で70分間無失点。PK戦を9-8で制し、11年ぶりの決勝進出を果たした。

 流経大柏はプレミアリーグEASTで得点ランキング首位タイのFW大藤颯太(3年)と同5位タイのFW金子琉久(3年)の強力2トップを擁していた。中でも大藤は189cmのサイズとスピードを兼備する注目株で、今大会3戦3発。だが、彼らの前に大津の189cmDF今井獅温(3年)と186cmDF松野秀亮(3年)の両センターバックが立ちはだかった。

 今井は「(大藤とのマッチアップは)楽しみだったんで。そこは自分が上回れば、勝ちはしなくても絶対負けないだろうと思っていたので、アグレッシブに行けて良かったです」と振り返る。

 流経大柏がロングボール中心の攻撃をしてくることは織り込み済み。相手は競り合いで身体をぶつけてきて、自分たちにクリアさせないようにしてくるような感覚だったという。だが、その中でも今井は189cmの高さを活かして浮き球を先に触り、スペースへのボールにも対応し続けた。

 Jクラブも注目する松野の隣で奮闘した今井は、「常に(山城朋大)監督から言われるんですけど、『オマエら、常にプレミアやってるんだから、それ以上の相手は絶対いない』って。それも信じながらやってました」。主戦場のプレミアリーグWESTでは11戦16発のU-18日本代表FW大西利都(名古屋U-18)やU-18日本代表FW中積爲(G大阪ユース)ら強力なFWと対峙。その自信も胸に流経大柏FW陣に立ち向かった。

 ピンチはあったものの、流経大柏の榎本雅大監督が「(良い形でシュートを)打たせてくれなかった」というように、大津DF陣は最後の一歩まで足を伸ばして決定打を打たせず。またセットプレーでも今井は「相手に絶対勝つという気持ち」で先にボールに触った。

 今井は後半8分に右CKからヘディングシュート。大津は後半のクーリングブレイク後に4バックから3バックへ移行し、前に出て1点を奪いに行った。3バックの右DFとなった今井も右タッチライン際を攻め上がるなど奮闘。相手はU-17日本代表の187cmDFメンディー・サイモン友(2年)を前線に投入してゴールをこじ開けにきていたが、今井はチームメイトと連動しながらその攻撃を封じ、「集中切らさずに堅い守備ができたっていうのは、自分でもそうだなと思います」と胸を張った。

 大津の山城朋大監督も、「(流経大柏戦は今井、松野の両CBの)彼らの力をしっかり評価高めるチャンスでもあるし、自分たちの実力を知る機会でもあるので、ほんとにチャレンジしてくれて、もうちょっと跳ね返す場面とか、彼らなら落ち着いてボール動かせる場面もあったんですけど、それでも要所要所では良さがしっかり出せてたのかなと思います」と評価する。大型DFは強敵との大一番を制し、また進化していることを実感していた。

「競り合いの部分で、ほんとに駆け引きが少しずつ自分の中で分かってきて、負けることが少なくて、しっかり前に弾けるのが1つ強くなってきたのかなと思います」。そして先輩たちが昨冬の選手権で敗れた流経大柏にリベンジ。今井は「去年はスタンドで応援していて、最後、キャプテン(五嶋夏生/現・筑波大)が涙流してる姿を見てても、ほんと絶対借り返してやるって気持ちでずっとこの春から頑張ってきたので、1つ勝ててほんとよかったです」。2日には初優勝をかけて神村学園高(鹿児島)と戦う。

「自分たちはほんと受け身にならず、もうチャレンジャーなので、どんどんアグレッシブにやって、平岡(和徳テクニカルダイレクター)先生を日本一にできたらなと思います」。決勝でも受け身にならず、自信を持って相手攻撃陣とバトル。再び無得点に封じ、日本一を勝ち取る。


【PR】ニューバランスフットボールから 「TEKELA ELITE HG」がバージョンアップして登場!


 ボールをコントロールするプレーヤーに向けて設計されたコントロールモデル「TEKELA」トップモデルがv5へと進化。軽量マイクロファイバーとグリップ加工で直感的なタッチを実現し、一体型ニットカラーが足首を包み込むようにフィット。さらに改良されたナイロンアウトソールが360度のトラクションで加速をサポートする一足となっている。

「FURON」「442」とともに、それぞれの最新カラーや最新シリーズがラインナップされている。

詳細はこちらをチェック!!


(取材・文 吉田太郎)


●全国高校総体2025特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中
吉田太郎
Text by 吉田太郎

「ゲキサカ」ショート動画

TOP