バイエルンが劇的90+4分弾でCL16強へ!! セルティックは前田大然の“爆速アシスト”で一時追いつくもPO敗退
後半アディショナルタイム4分、DF
[2.18 欧州CL決勝Tプレーオフ バイエルン 1-1 セルティック]
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は18日、決勝トーナメントプレーオフ第2戦を各地で行い、DF伊藤洋輝所属の{[c|バイエルン}}(ドイツ)がベスト16入りを決めた。MF旗手怜央、FW前田大然が先発したセルティック(スコットランド)を相手に後半アディショナルタイム4分にゴールを決め、2戦合計スコア2-1で劇的突破。一方、セルティックは前田が豪快なスプリントで先制点をアシストしたが、一歩及ばなかった。
試合は両者とも攻め合う展開となった。まずは前半4分、バイエルンはMFヨシュア・キミッヒのロングフィードが右サイドの深い位置に送られると、これをFWマイケル・オリーズが受け、うまくタメを作ってハイクロスを配球。これにMFセルジュ・ニャブリが飛び込んだが、DFアリスター・ジョンストンのゴールカバーに阻まれた。
一方のセルティックも前半7分、MFカラム・マクレガーが高い位置でオリーズからボールを奪い、左足で狙ったが、大きくふかして枠外。同16分にはFWニコラス・ゲリット・クーンのシュートがDFラファエル・ゲレイロのゴールカバーに遭うと、直後には旗手の精密スルーパスをマクレガーが折り返すも、ゴール前の前田とは惜しくも合わず、こちらも決定機を逃した。
さらにセルティックは前半18分、旗手のプレッシングがDFダヨ・ウパメカノのキックミスを誘い、これをクーンが拾うと、素早く前線にパス。だが、前田のダイレクトシュートは精度を欠き、大きく枠を外れてしまう。その後は拮抗した時間が続く中、バイエルンは同45分、DFヨシプ・スタニシッチのクロスをFWハリー・ケインが右足で合わせるも、クロスバーに弾かれ、0-0でハーフタイムを迎えた。
バイエルンは後半開始時、ケインに代わってMFキングスレイ・コマンを左ウイングに投入。ニャブリが1トップに回った。その後も打ち合う展開は変わらず、最初の決定機はバイエルン。後半2分、ゲレイロのスルーパスをコマンがうまくフリックし、これを受けたMFレオン・ゴレツカがゴール前に突進するも、シュートはGKカスパー・シュマイケルのファインセーブに阻まれた。
そうして迎えた後半18分、セルティックがついに均衡を破った。途中出場FWアダム・イダーからのアバウトなスルーパスが前線に送られ、1トップから左ウイングに移っていた前田が一気にスプリントをかけると、爆発なスピードを活かしてマイボールにした後、倒れ込みながらスルーパス。DFキム・ミンジェのクリアミスをかっさらったクーンがそのままゴールに流し込んだ。
欧州サッカー連盟(UEFA)の公式データには前田のアシストが記録されており、第1戦のゴールに続いてまたも結果を出した形。爆発的なスピードを活かしたチャンスメークが値千金の先制点を生み出し、これで2戦合計2-2のイーブンとなった。
なおも攻めるセルティックは後半25分、右からのクロスにロングスプリントで反応した前田がダイビングヘッドで合わせるも、これはGKマヌエル・ノイアーの正面。一方のバイエルンもそこから猛攻を仕掛け、FWレロイ・サネらに次々と決定機が訪れたが、シュートの精度を欠いた。
それでも後半アディショナルタイム4分、最後の最後でバイエルンが上回った。右サイドでサネがボールを残し、オリーズのクロスにゴレツカが飛び込むと、ヘディングシュートはシュマイケルに阻まれる。だが、こぼれ球に飛び込んだのは途中出場DFアルフォンソ・デイビス。クリアボールをブロックする形でゴールに押し込み、土壇場で2戦合計スコア2-1とした。
試合はそのままタイムアップ。最後の最後で勝ち越したバイエルンがベスト16進出を果たし、日本人2選手先発フル出場のセルティックはプレーオフ敗退となった。なお、伊藤は復帰後公式戦3試合連続のベンチ入りしたが、出番はなかった。
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UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は18日、決勝トーナメントプレーオフ第2戦を各地で行い、DF伊藤洋輝所属の{[c|バイエルン}}(ドイツ)がベスト16入りを決めた。MF旗手怜央、FW前田大然が先発したセルティック(スコットランド)を相手に後半アディショナルタイム4分にゴールを決め、2戦合計スコア2-1で劇的突破。一方、セルティックは前田が豪快なスプリントで先制点をアシストしたが、一歩及ばなかった。
試合は両者とも攻め合う展開となった。まずは前半4分、バイエルンはMFヨシュア・キミッヒのロングフィードが右サイドの深い位置に送られると、これをFWマイケル・オリーズが受け、うまくタメを作ってハイクロスを配球。これにMFセルジュ・ニャブリが飛び込んだが、DFアリスター・ジョンストンのゴールカバーに阻まれた。
一方のセルティックも前半7分、MFカラム・マクレガーが高い位置でオリーズからボールを奪い、左足で狙ったが、大きくふかして枠外。同16分にはFWニコラス・ゲリット・クーンのシュートがDFラファエル・ゲレイロのゴールカバーに遭うと、直後には旗手の精密スルーパスをマクレガーが折り返すも、ゴール前の前田とは惜しくも合わず、こちらも決定機を逃した。
さらにセルティックは前半18分、旗手のプレッシングがDFダヨ・ウパメカノのキックミスを誘い、これをクーンが拾うと、素早く前線にパス。だが、前田のダイレクトシュートは精度を欠き、大きく枠を外れてしまう。その後は拮抗した時間が続く中、バイエルンは同45分、DFヨシプ・スタニシッチのクロスをFWハリー・ケインが右足で合わせるも、クロスバーに弾かれ、0-0でハーフタイムを迎えた。
バイエルンは後半開始時、ケインに代わってMFキングスレイ・コマンを左ウイングに投入。ニャブリが1トップに回った。その後も打ち合う展開は変わらず、最初の決定機はバイエルン。後半2分、ゲレイロのスルーパスをコマンがうまくフリックし、これを受けたMFレオン・ゴレツカがゴール前に突進するも、シュートはGKカスパー・シュマイケルのファインセーブに阻まれた。
そうして迎えた後半18分、セルティックがついに均衡を破った。途中出場FWアダム・イダーからのアバウトなスルーパスが前線に送られ、1トップから左ウイングに移っていた前田が一気にスプリントをかけると、爆発なスピードを活かしてマイボールにした後、倒れ込みながらスルーパス。DFキム・ミンジェのクリアミスをかっさらったクーンがそのままゴールに流し込んだ。
欧州サッカー連盟(UEFA)の公式データには前田のアシストが記録されており、第1戦のゴールに続いてまたも結果を出した形。爆発的なスピードを活かしたチャンスメークが値千金の先制点を生み出し、これで2戦合計2-2のイーブンとなった。
なおも攻めるセルティックは後半25分、右からのクロスにロングスプリントで反応した前田がダイビングヘッドで合わせるも、これはGKマヌエル・ノイアーの正面。一方のバイエルンもそこから猛攻を仕掛け、FWレロイ・サネらに次々と決定機が訪れたが、シュートの精度を欠いた。
それでも後半アディショナルタイム4分、最後の最後でバイエルンが上回った。右サイドでサネがボールを残し、オリーズのクロスにゴレツカが飛び込むと、ヘディングシュートはシュマイケルに阻まれる。だが、こぼれ球に飛び込んだのは途中出場DFアルフォンソ・デイビス。クリアボールをブロックする形でゴールに押し込み、土壇場で2戦合計スコア2-1とした。
試合はそのままタイムアップ。最後の最後で勝ち越したバイエルンがベスト16進出を果たし、日本人2選手先発フル出場のセルティックはプレーオフ敗退となった。なお、伊藤は復帰後公式戦3試合連続のベンチ入りしたが、出番はなかった。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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