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[アミノ関東]プロ注目の中央大10番FW持山匡佑「もっと高みを目指して」先日まで川崎Fの練習に参加

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FW持山匡佑(4年=静岡学園高)

 中央大は22日のアミノバイタルカップ関東の東京国際大戦に勝利した。準々決勝で敗れたことで順位決定戦に回ることになったが、2大会ぶり16回目の総理大臣杯出場を決めた。

 プロ注目のエースがチームを牽引している。10番FW持山匡佑(4年=静岡学園高)は東京国際大戦の後半32分にスピードに乗った突破で裏に抜け出すと、相手DFと接触しながらも、先にシュートを決めて2-0とする得点を奪った。

 2日前の初戦・山梨学院大戦のPK戦は一人目で外してしまっていたことから、この日は何が何でも得点しようと思っていたという。「前回の試合はチームメイトに助けてもらっていた。宮さん(宮沢監督)も使ってくれたので、そういう思いもあって決められてよかったと思います」。

 昨季終盤から怪我に悩まされてきた。昨年度の大学選手権(インカレ)は、予選ラウンドの東海学園大戦の前半9分で負傷交代。「左ひざの鵞足炎(がそくえん)。でもその前から膝がいたくて、なかなか痛みが消えなかった」。3月のデンソーカップチャレンジには関東選抜Aに選ばれていたが、リハビリのために出場を辞退した。

 ただ今季は開幕戦から先発出場、開幕3戦で2ゴールを決める好発進を決めた。しかし5月に入ってチームは6連敗と大失速。持山もリーグ戦11試合すべてに先発出場したが、4節目からは得点を奪うことができなかった。「膝の影響はもうないですが、(調子は)良くも悪くもですね」。歯切れの悪さが拭えない。

 それでも持山に対する評価は高い。佐藤健チームダイレクターが「ブラジル人のようなプレーをする」と評価する身体能力抜群のテクニシャンには、J1の4クラブほどが関心を寄せ、先日までは川崎フロンターレの練習にも参加した。「レベルの高さだったり、足下のところでも止める蹴るが上手い。自分はまだまだなので、もっと高みを目指してやっていかないといけない」。現状に満足することはない。

 高校まではストライカーとしてやってきた持山だが、大学ではポジションを一つ下げてプレーしている。「FWじゃなくて、1個落ちたほうがもっと上を目指せる」と自らシャドー、トップ下でのプレーを志願。「運動量の部分で高校よりは増えた。いろんな選択肢が増えたのかなと思います」と手ごたえを持っている。

 それだけに結果を伴わせたいところ。東国大戦では得点したプレーで右足首を負傷したことでそのまま交代となり、準々決勝はメンバー外となったが、日本一のタイトルを目標にすることで、再びチームを上昇気流に乗せたいと考えている。「優勝しか見ていない。一戦一戦戦っていきたい」。伝統校の10番が、夏場以降の逆襲を目指す。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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