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明治大でJ内定者会見!入団クラブはJ1優勝争いで一騎打ち「鹿島ならやってくれる」「柏が優勝すると思っています」

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明治大でJリーグ内定者会見が行われた

 明治大で3日、Jリーグ加入内定選手会見が行われた。4年生5人が出席。柏レイソルに入団する主将MF島野怜(4年=仙台育英高)は「レイソルの勝利に貢献して、世界に羽ばたく選手になりたい」と決意を新たにした。


 奇しくもJ1の優勝を争う2チームにそれぞれ進むことになる。6日の最終節を残すのみとなったJ1で、MF林晴己(4年=高川学園高)が入団する鹿島アントラーズが勝ち点73で首位。島野が入団する柏が同72の2位で追う一騎打ちになっている。

 同日6日は明大にとっても大事な大学選手権の初戦、予選ラウンドの札幌大戦を迎えるが、キックオフは11時。試合を終えてから一緒にJ1優勝争いの行方を見守るつもりだという。

 そして林が「栗田前監督も言っていたけど、1位と2位は全然違う。島野がいるからというわけではないけど優勝してほしい。鹿島ならやってくれると思います」と話せば、島野も「柏が優勝すると思っています」と力強く話していた。


●MF島野怜(柏レイソル内定)
「明治大学ではプレー面で言えば守備の部分。人としての幅も広がったと思います。(柏を選んだのは)自分が一番成長できると思ったからです。目標は早く試合に絡むこと、レイソルの勝利に貢献して、世界に羽ばたく選手になることです」

池上寿之監督評
「主にボランチを担っている。プレーの特長は高いフィジカルを生かしたプレー、ヘディングも強くてダイナミックなプレーをする。得点力もある。柏さんはリーグ優勝しているということでレギュラーを獲得するには努力が必要になる」


●MF林晴己(鹿島アントラーズ内定)
「来年からは鹿島のタイトルの貢献と2桁ゴールを目指して頑張っていきたい。目標とする選手はポジションは違うけど、大学の先輩でもある早川(友基)選手のように人間性も含めて代表で活躍する選手になりたい」

池上監督評
「ボランチを含めて攻撃的なポジションをレベル高くこなすことができる。ドリブル、ボールキープ、献身的な守備も魅力的。優勝争いするチームへの加入で、島野同様にレギュラーになることは簡単ではないですが。チャレンジをし続けてほしいと思います」


●FW真鍋隼虎(藤枝MYFC内定)
「藤枝は攻撃的なサッカーで流動的なサッカーで、特長だったり、スタイルが合うと思った。ファンサポーターを含めて魅力を感じたので選びました。自分の特長を出して2桁得点を目標にしたい。これまで支えて下さった方にプレーで感謝を表現したいと思います」

池上監督評
「得点力はもちろん、チャンスメイクもできる万能型のFW。運動量も多く、90分間走り続けることができる。1年生の時に膝の怪我で1年リハビリをしたが、しっかりと復活、努力を重ねてきた選手。藤枝さんではFWとしてチームを勝たせられるような選手に成長してもらいたい」


●MF藤森颯太(レノファ山口FC内定)
「山口県全体が応援している雰囲気があって、自分の中で印象が良かった。地元の青森と雰囲気が似ていて、環境が馴染みやすいと思ったのも決め手のひとつです。夢だったプロサッカー選手になりますが、浮かれずに地に足をつけて、夢であるJ1に向けて一歩ずつ精進していきたいです」

池上監督評
「高校時代は3冠を達成、大学ではU-20大学選抜や去年はリーグベストイレブンに選ばれるような素晴らしい選手。主にサイドでプレーしていて、プレーの特長はフィジカル能力を生かした突破、得点力、正確なクロスが魅力。山口さんはJ3に降格してしまったけど、颯太の力で昇格させてほしい」


●MF三品直哉(鹿児島ユナイテッドFC内定)
「(大学では)高校時代に課題だった守備の意識は4年間で積み上げられた。鹿児島はチームの雰囲気と、県民から愛されていると感じたし、熱いファンが多いなと感じた。温泉も好き、自然も好き、ご飯も含めて全部整っていたので選びました。開幕スタメンを目標に覚悟を持って取り組んでいきたいです」

池上監督評
「ポジションは主にサイドのアタッカー。左足のシュートやパスが魅力的。守備でもハードワークできるところが特長。鹿児島さんはJ3ですが、プレーオフの結果でJ2の可能性がある。どちらのカテゴリになっても三品らしくぶれずにプレーしてほしい」

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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