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スタッド・ランスが48年ぶりフランス国内杯決勝進出!! 日本代表トリオ先発で4部カンヌの猛攻耐えてタイトル王手

決勝進出を果たした(写真はリーグ戦時)

[4.2 フランス国内杯準決勝 カンヌ 1-2 スタッド・ランス]

 スタッド・ランスは2日、フランス国内杯(クープ・ドゥ・フランス)準決勝で4部のカンヌを2-1で破って48年ぶりの決勝進出を果たした。決勝ではパリSGと対戦し、優勝すると来季のUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得できる。

 4-2-3-1の布陣でFW中村敬斗はトップ下、FW伊東純也は右サイドハーフで先発出場。直近のリーグ戦でベンチスタートだったDF関根大輝も右サイドバックとして先発入りした。

 まずは前半6分、伊東が蹴った右CKをDFセドリック・キプレが頭で合わせたが、枠を捉えたシュートはカバーに入った相手DFにクリアされた。それでもスタッド・ランスは同14分、MFママドゥ・ディアコンの折り返しをFWハフィズウマル・イブラヒムが押し込んで先制に成功した。

 前半27分にはカンヌのCKからカウンターで伊東が敵陣ペナルティエリア付近までボールを運び、ペナルティエリア内中央の中村にパス。中村は左に運んで左足を振ったが、ボールは枠の右に逸れていった。前半はそのままスタッド・ランスの1点リードで終了した。

 ところが後半7分、スタッド・ランスはカンヌの左CKでMFシェイク・エンドイェに対応できず、フリーでヘディングシュートを放たれて痛恨の同点ゴールを許した。キャプテンマークを巻くエンドイェの一発に会場が沸き、カンヌは一気に逆転を狙っていった。

 それでもスタッド・ランスは後半13分、関根のスローインをイブラヒムが収めて右サイドから折り返すと、ゴール前でフリーになったMFテディ・テウマが冷静にゴールへ蹴り込んですぐさま勝ち越しゴールを奪った。同19分にはスタッド・ランスが自陣でのミスからピンチを迎えたが、関根が相手に対応してシュートを打たせなかった。

その後もカンヌが相次いで決定機を作る展開となるも、スタッド・ランスはGKイェバン・ディウフの好セーブもあってなんとかリードをキープ。後半31分には中村のスルーパスで伊東がGKと1対1になるも、トラップが大きくなってシュートには持ち込めなかった。

 伊東は後半32分に交代。その後もカンヌの猛攻を耐え凌いで決勝に駒を進めた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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