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PK“偶発2度蹴り”でゴールインなら失敗→キックやり直しに!! IFABが電撃発表、CLアルバレス事案にテコ入れ

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大きな話題になった欧州CLの事象

 国際サッカー評議会(IFAB)は3日、PK時にキッカーが足を滑らせるなどして軸足にもボールが偶発的に当たってからゴールに入った場合、PKのやり直しとすることを発表した。各大会は7月以降からこの競技規則を適用できる。

 現在の競技規則では意図の有無とキックの結果に関わらず、「他の競技者がボールに触れる前に、キッカーがボールに再び触れる」いわゆる“2度蹴り”の場合は相手の間接フリーキックで再開することになっている。また、これがPK戦で発生した場合はキックの失敗になることが定められている。

 この競技規則を巡っては今季のUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のアトレティコ・マドリー対レアル・マドリーのPK戦で、アトレティコFWフリアン・アルバレスが足を滑らせながらゴールネットを揺らしたキックが軸足にも当たっていたとして失敗の判定になり、ヨーロッパを中心に大きな話題となった。欧州サッカー連盟(UEFA)は試合後、異例ともいえる証拠映像の公開を行い、正しい判定だったことを示していた。

 そうした中、IFABは公式サイトを通じて現規則では「相手に間接FKを与えるか、PK戦ではキック失敗と記録する」としつつ、「これは主にキッカーが他の選手がボールに触れる前に、意図的に再びボールに触れる状況(たとえばGKが触れずポストやクロスバーから跳ね返ったとき)を対象としている」と声明を発表。主にスリップした影響でキック直後に軸足にもボールが当たるような状況とは「大きく異なる」とした。

 もっともIFABは「偶発的なダブルタッチ(2度蹴り)を罰しないことは、ボールの軌道が変わることでGKが不利になる可能性があるため不公平だ」との見解を示し、そのまま得点やPK成功を認めることについては問題視。以上を受けて、現在は意図やキックの結果に関係なく試合中のPKは相手の間接FK、PK戦ではキック失敗としているところ、以下のように状況に応じて再開方法を変更することを決定した。

▽PKキッカーが“偶発的に”両足で同時にボールを蹴るか、キック直後に軸足にボールが当たったとき
・キックが成功した(ゴールに入った)場合、PKのやり直しとする。
・キックが失敗した(ゴールに入らなかった)場合、主審が守備側にアドバンテージを適用できる場合を除き、相手の間接FKとする。PK戦の場合はキック失敗とする。

▽PKキッカーが“意図的に”両足で同時にボールを蹴る、もしくは他の選手が触れる前に意図的に再び触れる
・主審が守備側にアドバンテージを適用できる場合を除き、相手の間接FKとする。PK戦の場合はキック失敗とする。

 IFABは具体的な事象については言及していないが、新競技規則を適用した大会でアルバレスと同様の事象が発生した場合、キッカーはもう一度キックを行うことができるようになる。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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