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アジア大会VのU-23韓国代表、兵役免除めぐる言動で国内から批判…選手や協会が相次いで謝罪「深くお詫び」

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批判を受けているようだ

 日本を破ってアジア大会男子サッカー4連覇を果たしたU-23韓国代表だが、兵役免除に関する言動をめぐって国内から批判を受けているようだ。韓国メディア『聯合ニュース』が伝えている。

 韓国では成人男性が原則18か月程度の兵役に就く必要があるが、アジア大会で金メダルを獲得した場合は3週間の基礎軍事訓練に免除される。そのため韓国サッカー界にとっては非常に大きな意味を持つ大会であり、今回もオーバーエイジ枠を使って北中米W杯メンバーを組み込むなど“本気”で参戦。決勝では日本を1-0で破り、登録メンバーの兵役が免除されることになった。

 韓国メディアが「偉大な歴史を続けた」と伝える4連覇を果たしたU-23韓国代表。ところが現地メディアによれば、複数の選手が兵役免除に関して不適切な発言をしたとして、批判を受けてしまったという。

 今大会で主将を務めた26歳のDFイ・ギヒョクは日本戦後、韓国放送局のインタビューで「金メダルを取れなかったら韓国に戻って入隊まであと9日というところだった。選手にとって兵役免除が得られる非常に重要な大会だったが、僕は特に(兵役が)現実的で目前に迫っていたんだ」と喜びを示した後、「軍隊には行かないよ」と笑顔で話した。

 また、トッテナムからベルギーへレンタル移籍中と将来有望な20歳のFWヤン・ミンヒョクは「メダルやトロフィーは重要ではないと思っていた。兵役免除という報酬があるから、それだけを目指して試合に臨んだ」とコメント。ニューカッスルのFWパク・スンスは除隊帽を被る姿をSNSに投稿したという。

 一連の言動に対して「兵役免除そのものに意味を見出すことで国を代表してプレーすることを“道具化”するのは度を越している」といった批判が噴出していると韓国メディア。また、アジア大会のサッカーと野球で韓国だけが兵役免除を目指してチーム編成に力を入れているといった意見も出ているようで、他国とのモチベーションの差から他競技よりも優勝しやすく不公平だとする意見も出ているようだ。

 そうした世論や批判の声を受け、韓国の選手は次々と謝罪。イ・ギヒョクは帰国後の取材対応で「キャプテンである以上、言葉の重みを考えて話すべきだった。国防の義務を安易に軽んじたわけではない」と釈明し、ヤン・ミンヒョクは兵役免除が最大のモチベーションだったと捉えられることは誤解だと説明した上で「軽率な発言で傷つき、失望されたすべての方々に心からお詫びする」とSNSに投稿した。

 また、パク・スンスは除隊帽を被った写真を削除した。帽子が会場でファンから貰ったものだと説明すると「金メダルを獲得した喜びと高揚感があまりにも大きく、その瞬間に帽子の意味を深く考えずに写真を投稿してしまった」と綴り、「国防の義務を果たしている方々を嘲笑したり、その大変さを軽んじるような気持ちはなかった」と伝えている。

 さらに韓国サッカー協会も「一部の選手による軽率な言動やインタビューにより、多くの国民の皆様や現役の将兵の方々に失望と傷を与えたことを深くお詫びする」と声明を発表したようだ。

●第20回アジア大会特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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