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韓国ドロー続くも11大会連続W杯に王手! イラク劇的3位陥落…B組はW杯出場も敗退も決まらず6月へ

韓国は3試合連続ドローもW杯王手

 北中米ワールドカップアジア最終予選は25日、B組第8節を行い、韓国代表がヨルダン代表との上位対決に1-1で引き分けて首位を守った。韓国は3試合連続ドローと厳しい戦いが続いているものの、W杯ストレートイン圏外の3位とは2試合を残して勝ち点4離れており、11大会連続のW杯出場に王手がかかった。

 前節終了時点で2位だったイラク代表はパレスチナ代表と対戦。前半34分にエースFWアイマン・フセインのゴールで先制したが、後半43分と同45+7分にまさかの失点。1-2の逆転負けを喫し、3位陥落となった。次節は首位・韓国との直接対決。勝たなければ2位以内消滅が決まる可能性がある大一番となる。

 4位のオマーン代表はクウェート代表に1-0で勝利し、2位と勝ち点3差でW杯ストレートインの可能性を残した。最下位のクウェートもプレーオフ圏内4位と勝ち点5差にとどまっており、残り2試合でプレーオフ圏内入りの可能性を残している。

 なお他のグループでは、A組のイラン、C組の日本がW杯出場権獲得を決めたが、混戦のB組は唯一、出場決定国が一つも決まらないまま次回6月シリーズへ。また全ての国にプレーオフ圏内入りの可能性が残されているため、最後まで見逃せない戦いが続きそうだ。

 アジア最終予選は各組2位までがW杯本大会にストレートイン。各組3位、4位はプレーオフに回る。

【順位表】
1.韓国(16)+7
2.ヨルダン(13)+6
3.イラク(12)+1
4.オマーン(10)-2
5.パレスチナ(6)-5
6.クウェート(5)-7

第8節
3月25日(火)
韓国 1-1 ヨルダン [水原]
パレスチナ 2-1 イラク [アンマン]
クウェート 0-1 オマーン [クウェートシティ]

第9節
6月5日(木)
イラク vs 韓国
オマーン vs ヨルダン
クウェート vs パレスチナ

第10節
6月10日(火)
韓国 vs クウェート
ヨルダン vs イラク
パレスチナ vs オマーン

●北中米W杯アジア最終予選特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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