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トップチームの基準を意識し、進化続ける広島ユースGK小川煌。同じ相手に「2回は負けれない」とリベンジを誓う

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サンフレッチェ広島ユースのU-18日本代表GK小川煌(3年=長崎市立淵中出身)

[4.26 プレミアリーグWEST第4節 G大阪ユース 3-0 広島ユース OFA万博フットボールセンター グラウンドB]

 課題に向き合い続け、大きく進化してきている。サンフレッチェ広島ユースのGK小川煌(3年=長崎市立淵中出身)は、PAへ抜け出してきた相手の決定的なシュートをストップするなど奮闘。U-18日本代表やU-18Jリーグ選抜に選ばれている注目GKは、「自分が止めるっていうところは、今年1番意識してるところなんで。トップチームに行かせてもらって吸収させてもらっている分、チームを勝利に導くっていうところは、今年1年間やっていきたい」という部分も表現し、敗戦の中で意地を見せた。

 今年は広島トップチームのトルコキャンプ、宮崎キャンプに参加。代表活動を含めて難易度の高いシュートに反応し、はじき出せるようになっているのは確かだ。キックの種類も増加させてきている。

 本人も「トップチームに混ざってやった中で、自分のウィークなところっていうのは明確になりました。日々やってることがこう出てきてるのかなっていう風に思っています。技術的なところもですけど、筋力的なところ、フィジカルの部分も含めて、日々の練習、普段の取り組みの中で少しずつ伸びてきてるかなっていうのはあります」と説明したが、昨年までと比べて、ゴール前での存在感は明らかに向上。日常からトップチームを意識し、そのスピード感でプレーしている。

「トルコ、宮崎ってやってきて、トルコでできなかったことが宮崎でできたりとか、シュートスピードに目が慣れてきて、止めれなかったものが止めれたりとか、体がついてこなかったものがついてきたりとかっていうのは、普段の練習を重ねるごとに感じていたものがありました。ユースに帰ってからも、スピード感だったりっていうのは、トップチームを意識しながらやっています」。

 だが、この日は16本のシュートを打たれ、3失点。「(味方がミスした際も)自分がやっぱり止めていけるようにここ1年はやっていきたいなっていう風に思っているんで、そこは普段の練習からもっともっと突き詰めてやっていかないといけないかなっていう風に思っています」。守りが完全に崩された部分もあったが、それでも自分が止めなければならないと悔しがった。

 G大阪ユース戦は、U-18世代を代表するGKとの直接対決でもあった。相手GK荒木琉偉(3年)は飛び級でU-20日本代表の正守護神を務める注目株。チームは決定機を荒木に止められるなど最後までゴールを破ることができず、そのキックにも悩まされた。

 小川は「GKとしてじゃなく、チームとして勝てればいいんで」と前置きした上で「同学年のGKには負けたくないですし、今日の苦い経験じゃないですけど、自分たちが敵わなかったところっていうところは後期ぶつけていきたいと思っています。同じ相手に2回は負けれないんで」。野田知監督から足元も一定の評価を与えられているGKは、守備面だけでなく、攻撃面でもよりチームに貢献し、後期の対戦でリベンジする。

 今年はトップチームへ駆け上がっていくための1年だ。「トップチームに昇格してっていうところが1番目標にしているところなんで。その中で代表に入ることや、このチームで結果を出し続けるっていうところは大事になってくるかなと思うんで、普段のところからトップチームを意識しながら、全てのところでトップチームの基準っていうのを持ちながらやっていきたいです」。中体連出身。可能性を秘めた192cmGKは貪欲に成長を続け、結果を残して評価を勝ち取る。


(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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