U-18Jリーグ選抜も5,314人の観衆の前で貴重な経験。190cmの俊足CBオディケチソン太地(名古屋U-18)は先輩のように「自分に自信を持ってプレーする」ため、日々練習
190cmの俊足CB
[2.11 NEXT GENERATION MATCH U-18Jリーグ選抜 0-2 日本高校選抜 ニッパツ]
試合時の気温は8.1度で、少し前まで冷たい雨が降っていた。ゲームコンディションは良くなかったものの、「NEXT GENERATION MATCH 2026」が開催されたニッパツ三ツ沢球技場には5,314人の観衆が来場。その目の前でのプレーは、U-18Jリーグ選抜の選手たちにとって貴重な経験になったようだ。
190cmの俊足CBオディケチソン太地(名古屋U-18/2年)は、「ほんとにこんなたくさんの人がいる中でやるっていうのは、自分はあまり経験がないです。そこで自分のプレーを出せれば、観客もそれに反応してくれると思いますし、自分に自信がついて、どんどん前向きにプレーができる部分もあります。でも、そこで自分がミスしてしまうと、その雰囲気もほんと変わってくると思うんで、そういう細かいところにはもっとこだわってやっていきたい」と語っていた。
Jリーグの足立修フットボールダイレクターは、「この悪天候、寒い中でもこれだけ、今まででしたらスーパーカップのついでだったかもしれませんけど、このゲームにこれだけの方が来て頂いていることは、もうほんとに選手たちには物凄い励みになったのではないかと思います」と感謝する。日本高校選抜には選手権決勝で6万超えの観衆の前でプレーした選手もいたが、U-18Jリーグ選抜の選手にとっては稀な機会。その中で各選手が緊張感と責任感を持って勝利を目指していた。
U-18Jリーグ選抜はプロ契約している選手を除いたメンバー構成。これからの選手たちにチャンスが与えられた。1年前には鳥栖U-18所属で、まだ年代別日本代表歴のなかったFW新川志音が「NEXT GENERATION MATCH」を経験。その後、J2での活躍からU-18日本代表、U-22日本代表へと駆け上がり、シントトロイデン(ベルギー)で欧州挑戦をスタートしている。
足立フットボールダイレクターは「子供たちのその可能性とかポテンシャルは、間違いなく今日ピッチに立っているからみんなあるはずなんです。あとは掴むか、掴まないか。そして、きっかけをどうしてあげるか。Jとしてはやっぱりポテンシャルのある選手たちにどれだけ機会を与えられるかっていうことで、場所を作らせてもらっています」と「NEXT GENERATION MATCH」の意図について説明する。
オディケはJFAアカデミー福島U-15 EAST時代にU-15日本代表とU-16日本代表を経験。その後、年代別日本代表からは遠ざかっているが、昨年はプレミアリーグWESTで19試合に先発出場し、日本クラブユース選手権(U-18)では全5試合に先発フル出場して全国3位を経験している。
その大器も「NEXT GENERATION MATCH」で先発し、貴重な45分間。攻撃面でのポジショニングやボールコントロールについて反省していたが、1対1で相手の仕掛けを止め切ったほか、ゴール前で身体を張って守るなど特長も発揮していた。
ここからトップチームに昇格するためには、「自分は身長があるんで、空中戦は自分の1つの強みとしてこれからどんどん磨き上げていかなきゃいけないところだと思いますし、あとはスピードも自分の中で自信があるので最後のカバーだったり、長い距離での1対1だったりっていうのは、(トップチームや海外では)自分より大きい選手っていうのがたくさんいるんで、そういう相手にどう工夫して対人で守備するかっていうのが大切になってくると思います」と語った。
昨年はJFAアカデミー福島U-15 WESTから名古屋U-18へ進んだDF森壮一朗が高校3年生ながらJ1で11試合に出場し、J1初ゴールも決めている。EAST、WESTは異なるものの、同じJFAアカデミー福島U-15から名古屋U-18へ進んだ先輩はオディケが意識する存在。森がトップチームに昇格するまでは一緒に練習し、周りとの違いを見せつけられてきたという。
「(森のように)自分の強みを出せる選手が上に行くんだなっていうのはほんと強く感じています。自分もそのメンタリティーの面だったりで、自分に自信持ってプレーするっていうのは、これからどんどん上に上がっていくうえで本当大切になってくると思うんで、自分に自信が持てるようなプレーをするために、日々の練習で頑張っていきたい」
2,026年シーズン、名古屋U-18ではチームの中心選手として「後ろからどんどん声掛けてチームを引っ張っていけるような存在にならなきゃいけない」。今回の「NEXT GENERATION MATCH」の経験も、名古屋U-18での経験も、自分に自信を持ってプレーするため、上へ行くための糧にする。




(取材・文 吉田太郎)
試合時の気温は8.1度で、少し前まで冷たい雨が降っていた。ゲームコンディションは良くなかったものの、「NEXT GENERATION MATCH 2026」が開催されたニッパツ三ツ沢球技場には5,314人の観衆が来場。その目の前でのプレーは、U-18Jリーグ選抜の選手たちにとって貴重な経験になったようだ。
190cmの俊足CBオディケチソン太地(名古屋U-18/2年)は、「ほんとにこんなたくさんの人がいる中でやるっていうのは、自分はあまり経験がないです。そこで自分のプレーを出せれば、観客もそれに反応してくれると思いますし、自分に自信がついて、どんどん前向きにプレーができる部分もあります。でも、そこで自分がミスしてしまうと、その雰囲気もほんと変わってくると思うんで、そういう細かいところにはもっとこだわってやっていきたい」と語っていた。
Jリーグの足立修フットボールダイレクターは、「この悪天候、寒い中でもこれだけ、今まででしたらスーパーカップのついでだったかもしれませんけど、このゲームにこれだけの方が来て頂いていることは、もうほんとに選手たちには物凄い励みになったのではないかと思います」と感謝する。日本高校選抜には選手権決勝で6万超えの観衆の前でプレーした選手もいたが、U-18Jリーグ選抜の選手にとっては稀な機会。その中で各選手が緊張感と責任感を持って勝利を目指していた。
U-18Jリーグ選抜はプロ契約している選手を除いたメンバー構成。これからの選手たちにチャンスが与えられた。1年前には鳥栖U-18所属で、まだ年代別日本代表歴のなかったFW新川志音が「NEXT GENERATION MATCH」を経験。その後、J2での活躍からU-18日本代表、U-22日本代表へと駆け上がり、シントトロイデン(ベルギー)で欧州挑戦をスタートしている。
足立フットボールダイレクターは「子供たちのその可能性とかポテンシャルは、間違いなく今日ピッチに立っているからみんなあるはずなんです。あとは掴むか、掴まないか。そして、きっかけをどうしてあげるか。Jとしてはやっぱりポテンシャルのある選手たちにどれだけ機会を与えられるかっていうことで、場所を作らせてもらっています」と「NEXT GENERATION MATCH」の意図について説明する。
オディケはJFAアカデミー福島U-15 EAST時代にU-15日本代表とU-16日本代表を経験。その後、年代別日本代表からは遠ざかっているが、昨年はプレミアリーグWESTで19試合に先発出場し、日本クラブユース選手権(U-18)では全5試合に先発フル出場して全国3位を経験している。
その大器も「NEXT GENERATION MATCH」で先発し、貴重な45分間。攻撃面でのポジショニングやボールコントロールについて反省していたが、1対1で相手の仕掛けを止め切ったほか、ゴール前で身体を張って守るなど特長も発揮していた。
ここからトップチームに昇格するためには、「自分は身長があるんで、空中戦は自分の1つの強みとしてこれからどんどん磨き上げていかなきゃいけないところだと思いますし、あとはスピードも自分の中で自信があるので最後のカバーだったり、長い距離での1対1だったりっていうのは、(トップチームや海外では)自分より大きい選手っていうのがたくさんいるんで、そういう相手にどう工夫して対人で守備するかっていうのが大切になってくると思います」と語った。
昨年はJFAアカデミー福島U-15 WESTから名古屋U-18へ進んだDF森壮一朗が高校3年生ながらJ1で11試合に出場し、J1初ゴールも決めている。EAST、WESTは異なるものの、同じJFAアカデミー福島U-15から名古屋U-18へ進んだ先輩はオディケが意識する存在。森がトップチームに昇格するまでは一緒に練習し、周りとの違いを見せつけられてきたという。
「(森のように)自分の強みを出せる選手が上に行くんだなっていうのはほんと強く感じています。自分もそのメンタリティーの面だったりで、自分に自信持ってプレーするっていうのは、これからどんどん上に上がっていくうえで本当大切になってくると思うんで、自分に自信が持てるようなプレーをするために、日々の練習で頑張っていきたい」
2,026年シーズン、名古屋U-18ではチームの中心選手として「後ろからどんどん声掛けてチームを引っ張っていけるような存在にならなきゃいけない」。今回の「NEXT GENERATION MATCH」の経験も、名古屋U-18での経験も、自分に自信を持ってプレーするため、上へ行くための糧にする。


5,314人の観衆の前でプレー


U-18Jリーグ選抜の選手たちにとっても貴重な経験に
(取材・文 吉田太郎)


