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ATの2発で大逆転!!異例の40分マッチとなった決勝を制したG大阪ユースがクラセン連覇達成!!

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[7.31 クラブユース選手権(U-18)決勝 川崎F 2-3 G大阪 味フィ西]

 第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)の決勝が31日に行われ、ガンバ大阪ユース川崎フロンターレU-18を3-2で退け、連覇を達成した。 

 初の決勝進出で初優勝を狙う川崎F U-18と、17年ぶりの連覇を目指すG大阪ユースの対戦となった決勝戦。ただ試合開始直前に会場の味の素フィールド西が丘周辺に雷雲が襲来し、雨も激しくなったことでキックオフ時間は18時から1時間半遅れとなる19時30分と発表になった。

 しかし雷はおさまったものの、激しい雨が降り続いたことで、今度はボールが転がらないピッチ状態が危険と判断されたため再遅延。20時15分キックオフ、そして前半のみの40分マッチで行うことになった。なお決着がつかなかった場合は、延長もPK戦もなしで、両チーム優勝となることが決まった。

 試合は先ほどまでの豪雨がぱったりと止み、蒸し暑さだけが残るピッチでキックオフの笛は鳴った。先にチャンスを作ったのはG大阪。前半8分のMF山本天翔(2年)のミドルは枠右にわずかに外れたが、ゴールへの可能性をみせる。

 すると前半19分、G大阪は相手のゴールキックを中盤で跳ね返すと、FW中積爲(2年)がミドルレンジから素早く左足を振り抜く。これがゴールネットに突き刺さり、先制点になった。

 しかしここから川崎Fが一気の反撃に出る。前半24分、左サイドから投げたロングスローからファーに繋がったボールをDF柴田翔太郎(3年)がダイレクトで流し込んで同点。さらに同29分には右サイドをダイレクトパスで繋ぐと、クロスボールを途中出場のFW香取武(3年)が蹴り込んで、あっという間に逆転に成功した。

 だがこの試合はこのまま終わらなかった。アディショナルタイム2分、G大阪は左サイドでCKを獲得。GK荒木琉偉(2年)も上げる執念をみせると、MF古河幹太(3年)がヘッドで合わせて同点。さらに同アディショナルタイム5分には山本が直接FKを蹴り込んで、再逆転。異例の40分マッチとなった一戦を制して、G大阪としては17年ぶりの連覇を達成した。

●第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)特集

児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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