1年時の“全国ルーキー”決勝で大暴れし、MVP。鹿島学園MF伊藤蒼空が再現狙う選手権決勝での“いいとこ取り”
[1.10 選手権準決勝 鹿島学園高 1-0 流通経済大柏高 国立]
決勝男が再び輝く。鹿島学園高(茨城)MF伊藤蒼空(3年=ガンバ大阪門真ジュニアユース出身)は178c、68kgのサイズも兼備する強力ドリブラー。流通経済大柏高(千葉)との準決勝でも右サイドの突破口として仕掛け、クロスに持ち込んでいた。
伊藤は2023年12月に開催されたU-16の全国大会、「2023 MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16 ルーキーリーグ」で大会MVP。大津高(熊本)との決勝では前半26分に先制点を決めると、後半26分にも伊藤のシュートが相手オウンゴールを誘い、これが決勝点となった。
元ブラジル代表の名手、FWロナウジーニョとブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールに憧れ、脱力することを意識したドリブルでも大津の脅威に。足裏も活用するテクニックとキレのある動きも見せた伊藤は日本一に貢献し、サッカー人生を変える大会となった。
元々FWだったが、この“全国ルーキー”は大会中に左サイドへコンバート。試合中にも成長を実感するほどだったという。そして、決勝の活躍を評価され、2024年2月にはU-16日本代表のトレーニングパートナーに選出。だからこそ、決勝には良いイメージを持っている。
「(今回の選手権は)僕、特に何にもしてないんですけど、味方が連れてきてくれたんで。でも、決勝ちょっと強いんで、さすがに決勝はもう少し活躍したい。ルーキーリーグ、全国大会で特に予選とか何もしてなかったですけど、決勝でほぼ2得点できた。もっとやるしかない」。
今回の選手権では左サイドのMF三浦春人(3年)が2ゴール。得意のドリブルでも対戦相手を苦しめている。伊藤は左サイドを主戦場としてきたが、三浦の台頭によって今季途中から右サイドへ。「三浦もライバル意識ありますし、三浦も今活躍してる中で、もっと自分も活躍しないといけない。チームの勝利のためにやっていかないといけない」と意気込んでいる。
以前はドリブルのことだけを考えていたという。「1年まで全然シュートとか、正直、どうでも良かったんですけど(苦笑)。シュート見えてる時とかも切り返したりして、それが“自己満ドリブル”って2年の夏ぐらいに(鈴木雅人)監督から気づかされて」。“ドリブルしたいだけのドリブル”を“ゴールのためのドリブル”“チームのためのドリブル”に少しずつ変化させてきた。
それによって、壁を超えた。「(以前は)プリンスリーグでもすぐボールを失ったり、自分が失った時に失点したりするのが凄くあって、そこからやっぱ自分のためじゃなくて、チームの勝利のために少しずつやるようになっていったっていうのが乗り越えられた壁だった」。伊藤は昨年11月の選手権茨城県予選決勝で先制点と決勝点を演出している。ただし、選手権全国大会ではパスへの意識がやや強くなり過ぎてしまっていることを反省。だからこそ、12日の決勝ではより強気に仕掛け、自分がゴールをもたらす意気込みだ。
“全国ルーキー”決勝と同じように、選手権でも最後に自分がおいしいところを持っていく。「(そのことを)ずっとずっと考えています。マジ、やるしかないです」。ガンバ大阪門真ジュニアユース時代に切磋琢磨したFW中積爲(3年/G大阪ユース→G大阪)やFW伊藤湊太(京都橘高→神戸)がプロ入りしたことも刺激に。強力ドリブラーが選手権決勝で再び“いいとこ取り”して日本一とヒーローの座を勝ち取る。


(取材・文 吉田太郎)
●第104回全国高校サッカー選手権特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中
決勝男が再び輝く。鹿島学園高(茨城)MF伊藤蒼空(3年=ガンバ大阪門真ジュニアユース出身)は178c、68kgのサイズも兼備する強力ドリブラー。流通経済大柏高(千葉)との準決勝でも右サイドの突破口として仕掛け、クロスに持ち込んでいた。
伊藤は2023年12月に開催されたU-16の全国大会、「2023 MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16 ルーキーリーグ」で大会MVP。大津高(熊本)との決勝では前半26分に先制点を決めると、後半26分にも伊藤のシュートが相手オウンゴールを誘い、これが決勝点となった。
元ブラジル代表の名手、FWロナウジーニョとブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールに憧れ、脱力することを意識したドリブルでも大津の脅威に。足裏も活用するテクニックとキレのある動きも見せた伊藤は日本一に貢献し、サッカー人生を変える大会となった。
元々FWだったが、この“全国ルーキー”は大会中に左サイドへコンバート。試合中にも成長を実感するほどだったという。そして、決勝の活躍を評価され、2024年2月にはU-16日本代表のトレーニングパートナーに選出。だからこそ、決勝には良いイメージを持っている。
「(今回の選手権は)僕、特に何にもしてないんですけど、味方が連れてきてくれたんで。でも、決勝ちょっと強いんで、さすがに決勝はもう少し活躍したい。ルーキーリーグ、全国大会で特に予選とか何もしてなかったですけど、決勝でほぼ2得点できた。もっとやるしかない」。
今回の選手権では左サイドのMF三浦春人(3年)が2ゴール。得意のドリブルでも対戦相手を苦しめている。伊藤は左サイドを主戦場としてきたが、三浦の台頭によって今季途中から右サイドへ。「三浦もライバル意識ありますし、三浦も今活躍してる中で、もっと自分も活躍しないといけない。チームの勝利のためにやっていかないといけない」と意気込んでいる。
以前はドリブルのことだけを考えていたという。「1年まで全然シュートとか、正直、どうでも良かったんですけど(苦笑)。シュート見えてる時とかも切り返したりして、それが“自己満ドリブル”って2年の夏ぐらいに(鈴木雅人)監督から気づかされて」。“ドリブルしたいだけのドリブル”を“ゴールのためのドリブル”“チームのためのドリブル”に少しずつ変化させてきた。
それによって、壁を超えた。「(以前は)プリンスリーグでもすぐボールを失ったり、自分が失った時に失点したりするのが凄くあって、そこからやっぱ自分のためじゃなくて、チームの勝利のために少しずつやるようになっていったっていうのが乗り越えられた壁だった」。伊藤は昨年11月の選手権茨城県予選決勝で先制点と決勝点を演出している。ただし、選手権全国大会ではパスへの意識がやや強くなり過ぎてしまっていることを反省。だからこそ、12日の決勝ではより強気に仕掛け、自分がゴールをもたらす意気込みだ。
“全国ルーキー”決勝と同じように、選手権でも最後に自分がおいしいところを持っていく。「(そのことを)ずっとずっと考えています。マジ、やるしかないです」。ガンバ大阪門真ジュニアユース時代に切磋琢磨したFW中積爲(3年/G大阪ユース→G大阪)やFW伊藤湊太(京都橘高→神戸)がプロ入りしたことも刺激に。強力ドリブラーが選手権決勝で再び“いいとこ取り”して日本一とヒーローの座を勝ち取る。


「2023 MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16 ルーキーリーグ」でMVP
アシックスDS LIGHTシリーズの「X-FLY 6」と「X-FLY PRO 3」より新色が登場!


やわらかなSILKYWRAPが生む素足感覚のタッチと、高いフィット性能を両立したDS LIGHTシリーズに新色が登場。安定性に優れるX-FLY 6と、スピードを追求したX-FLY PRO 3が、あらゆるプレーの局面を支える。
DS LIGHTシリーズの詳細はこちら!


やわらかなSILKYWRAPが生む素足感覚のタッチと、高いフィット性能を両立したDS LIGHTシリーズに新色が登場。安定性に優れるX-FLY 6と、スピードを追求したX-FLY PRO 3が、あらゆるプレーの局面を支える。
(取材・文 吉田太郎)
●第104回全国高校サッカー選手権特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中



