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「決めないと意味がない。決めないといけなかった」絶好機創出に好調のぞくも…道脇豊(福岡)は悔い「あとは自分自身をしっかり信じて」

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FW道脇豊

[1.20 U23アジア杯準決勝 日本 1-0 韓国 ジッダ]

 鋭い飛び出しから絶好機を作り出したが、ゴールを決めることはできなかった。U-21日本代表FW道脇豊(ベフェレン→福岡)はチャンス逸を悔やむ。「抜け出しとか、ああいったシチュエーションを作れたことは評価できる。だけど、もちろん満足はしていないし、決めないと意味がない」と思いを口にした。

 持ち味を発揮した瞬間は何度もあった。前半11分、最後方のDF永野修都からスルーパスが出ると、道脇が巧みな突破で相手DFを置き去りにする。相手GKとの1対1に持ち込み、ループシュートを選択したが、惜しくもゴール枠内を捉えなかった。

 今大会では、ほかの選手も含めて豪快なシュートが枠を捉えないシーンが多い。だからこそ道脇はループシュートを選んだ。「シュートのときに力まないところとか、キックフェイントとか選択肢にはあった。まずループを打てたのはよかった。その反面、本当に決めないと意味がない。決めないといけなかった」。惜しかったからこそ、悔しさは膨らんだ。

 その後もDF市原吏音からのスルーパスでチャンスを作りもしたが、ゴールは遠い。前半36分にDF小泉佳絃のゴールで先制した日本は、後半21分には4枚替え。道脇はFWンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄と交代した。

「体力的にもまだ全然やれたので、代わりたくはなかったけど、でも点を決めないと交代はもちろんある」。チームは決勝に駒を進めたが、道脇自身は不完全燃焼で試合を終えた。

 ベフェレンでは出場機会に恵まれないまま、代表に合流。今大会はPKで1得点を挙げており、さらにアジアの舞台での先発機会で感覚も戻りつつある。

「スタートから出ると試合勘も戻ってくる。自分はなかなか試合勘がないままこの大会に乗り込んでしまった感もあったので、そういった点では体自身も戻ってきている。もうあとは本当にチームの勝利のために走って決めて最後勝つだけ」

 前日にはベフェレンからアビスパ福岡への移籍も決まり、「リリース後の試合だったので、たくさん見てくれているんだろうなと思っていたんだけど……」と感謝。あと1試合、決勝への思いは増している。

 2023年夏、U17アジア杯決勝では最後に道脇がゴールを決め、U-17日本代表は2連覇を果たした。その躍動を再び。「あとは自分自身をしっかり信じて、自分は悔しい結果にはなったけど、チームは勝利してつなげてくれた。本当にラストがんばりたい」。決意を胸に24日の決勝に臨む。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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