beacon

欧州での実績十分に帰ってきた奥川雅也「レベルアップするための移籍」10年ぶりに復帰した京都でJ1デビュー

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

J1デビューを飾ったMF奥川雅也

[2.15 J1第1節 岡山2-0京都 JFEス]

 実績を十分に持って10年ぶりに京都サンガF.C.に復帰したMF奥川雅也が、待望のJ1デビューを飾った。ベンチスタートとなった奥川に出番がやってきたのは後半16分。FWマルコ・トゥーリオと交代でピッチに入った。

 奥川は京都のアカデミー育ちで、2015年にトップ昇格。しかしわずか半年で海外に渡る決断を下し、そこから約10年のキャリアをヨーロッパで過ごした。ザルツブルクではUEFAチャンピオンズリーグにも出場。20年からはビーレフェルトに移籍して、ドイツ1部で出場を重ねた。

 トップ昇格した15シーズンはJ2のため、キャリア初のJ1だった。「Jリーグに戻ってきたというところで楽しみな部分があった。京都サンガのファンやサポーターからの期待を受けていたので、短い時間でしたが今日の開幕戦で出れてよかった」。試合には敗れたが、新たな船出にホッとした表情もみせていた。

 そしてJリーグ復帰はあくまでも「レベルアップ」の機会であることを強調する。このタイミングでの復帰について「縁があった」と話すと、「帰ってきたというより、僕がレベルアップするための移籍だと思っている。Jリーグの良さをもっと世界に知ってもらうべきだと思うし、僕もドイツで得た経験を見せたい」と力を込めた。

(取材・文 児玉幸洋)

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2025シーズンJリーグ特集
児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

「ゲキサカ」ショート動画

TOP