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9季ぶりJ2戦う札幌、岩政新体制初陣は黒星…大分は新戦力FW有馬幸太郎が先制弾、FW有働夢叶のJ初弾で突き放して開幕戦勝利!!

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大分が札幌から完封勝利

[2.16 J2第1節 大分 2-0 札幌 クラド]

 J2リーグは16日、第1節2日目を各地で開催し、クラサスドーム大分では大分トリニータ北海道コンサドーレ札幌が対戦。大分が2-0の完封勝利を収め、白星発進を成功させた。

 昨季は残留争いに巻き込まれて16位に終わった大分は移籍加入組のFW有馬幸太郎、MF天笠泰輝、MF榊原彗悟らを先発起用。今季から岩政大樹監督が率い、16年シーズン以来となるJ2での戦いに挑む札幌は、3年ぶりに復帰してキャプテンマークを巻くMF高嶺朋樹らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 序盤から札幌がボールを保持して試合を進めるものの、大分守備を攻略し切れず、フィニッシュに持ち込む場面をなかなか生み出せない。30分には左サイドからMF荒野拓馬がゴール前に入れたボールに走り込んだFWジョルディ・サンチェスが右足アウトで合わせるも、好反応を見せたGK濱田太郎に左手1本で弾き出されてしまった。

 徐々に敵陣深くまで運ぶ場面を増やす大分は34分、左サイドから切れ込んだFW有働夢叶が右足で狙うが、シュートはゴール右に外れる。さらに41分にはMF宇津元伸弥が左から送ったクロスに飛び込んだDF吉田真那斗が打点の高いヘディングで合わせたが、右ポストを叩いてネットを揺らすには至らなかった。

 0-0のまま後半を迎えると、17分に札幌ベンチが動き、FWキム・ゴンヒ、MF田中克幸、DF馬場晴也の3枚を同時投入。大分は25分に2枚替えを行い、FW鮎川峻とDF薩川淳貴を投入するなど、両チームともに選手交代を行なって状況を打開しようと試みる。

 すると、28分に大分が試合を動かす。吉田が右サイドから放り込んだロングスローのこぼれ球に反応した有馬が右足で蹴り込み、スコアを1-0とした。さらに39分には榊原が蹴り出したFKの流れから、最後は有働が右足で豪快に叩き込む。昨季、特別指定選手としてJデビューを飾っている大卒ルーキーの有働にとって、嬉しいJ初ゴールとなった。

 リードを2点差に広げた大分は44分、16年ぶりに復帰したMF清武弘嗣を投入。その後、追加点こそ生まれなかったものの、札幌の反撃を許さずに逃げ切って2-0の完封勝利を収めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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