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J1上位対決はドロー!! 広島がMF東俊希の鮮烈ボレーで先制、柏は途中出場トリオの速攻からFW細谷真大が今季初ゴール

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上位対決はドロー

[3.16 J1第6節 広島 1-1 柏 Eピース]

 J1リーグは16日、各地で第6節を開催した。ここまでリーグ戦3勝1分のサンフレッチェ広島と同3勝1分1敗の柏レイソルの好調対決は1-1の引き分けに終わった。

 広島は前半12分に決定機を迎えた。MF中野就斗がMF中島洋太朗の鮮やかなスルーパスに反応して右サイドからクロスを送ると、FWジャーメイン良がゴール前からシュート。ボールはGK小島亨介の逆を突いたが、わずかに枠の右に外れた。

 対する柏はMF小屋松知哉がキレのある動きで攻撃を牽引した。前半26分には小屋松が中央でMF熊坂光希のパスを受けるとワンタッチでMF久保藤次郎に繋ぎ、さらに久保のダイレクトパスからFW垣田裕暉もダイレクトでスルーパスを出したところに小屋松が反応。華麗なパスワークでゴールに迫ったが、シュートはMF川辺駿のスライディングに防がれた。

 さらに柏は前半37分、小屋松が左サイドからドリブルでペナルティエリア内に侵入して折り返したボールを久保が頭で押し込んで先制点を奪ったかに思われた。ところがVARが確認した結果、久保のオフサイドで得点は取り消し。スコアレスで前半を終了した。

 柏は後半6分、MF小泉佳穂がペナルティエリア内に走り込んでボールを収めてマイナス方向に繋ぐと、FW垣田裕暉のシュートがゴール右に吸い込まれた。しかし小泉がトラップした際にハンドの反則があり、これも得点にはならなかった。

 対する広島は後半9分、中野のロングスローがゴール前に流れると相手DF犬飼智也の右手にボールが直撃してPKを獲得した。ところが長峯滉希主審はVARの介入を受けて映像を見た結果、ハンドの反則には該当しないことを確認して判定を変更。PKを取り消してドロップボールでの再開になった。

 その後は柏が連続してシュートチャンスを迎えるも、DF佐々木翔のスライディングブロックで死守された。すると広島は後半27分、中島がワンタッチパスで前線のジャーメインに通すと、右サイドに展開したボールをMF越道草太がクロス。これをファーサイドからMF東俊希が豪快なダイレクトボレーでゴールネットに突き刺し、広島に先制点が生まれた。

 なおも広島は後半33分、越道が角度のないところからヘディングシュートを放つと、ポストに当たったこぼれ球をジャーメインが反転しながらシュート。これはGK小島亨介に防がれた。

 広島の1点リードで終盤に突入するも、柏が途中出場トリオで試合を振り出しに戻した。後半41分、MF仲間隼斗が中盤でルーズボールを拾ってカウンターを発動。左サイドを走るFW木下康介に渡すと、木下の折り返しをFW細谷真大が押し込んで1-1とした。細谷は4試合連続の途中出場で待望の今季初ゴールを奪った。

 ともに勝利を目指した激闘は1-1のままタイムアップを迎え、両チームが勝ち点1を得るにとどまった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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