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東京Vがまさかの形で勝ち越しも…FC東京が89分エンリケ同点弾、東京ダービーは今回もドロー

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DFエンリケ・トレヴィザンが同点ゴール

[4.2 J1第8節 東京V 2-2 FC東京 味スタ]

 東京ヴェルディFC東京の東京ダービーが2日に行われ、昨季の2分に続いて今回も2-2で引き分けに終わった。

 立ち上がりの15分はFC東京がボール支配率70%以上を記録する展開となったが、両チームともにチャンスがなく時間が経過していった。

 そうした中で前半18分、FC東京のアカデミー出身で2017年にトップチームに昇格し、ジュビロ磐田を経由して今季から東京Vに加わったMF平川怜が敵陣でFKを獲得。東京VはこのFKの2次攻撃からMF齋藤功佑のクロスにFW染野唯月がヘディングシュートで合わせた。これはGK野澤大志ブランドンのスーパーセーブに阻まれたものの、直後のCKをMF山見大登が蹴ると、ニアサイドに飛び込んだDF林尚輝が頭で合わせて先制ゴールを奪った。

 対するFC東京は前半23分、縦パスを受けたFWエヴェルトン・ガウディーノからMF佐藤恵允と繋いで佐藤のスルーパスにMF俵積田晃太が反応。俵積田は最終ラインの背後に抜け出してシュートを放ったが、GKマテウスの足をかすめたボールは左ポストに当たって同点には至らなかった。

 その後はFC東京がボールを握って同点を目指す一方、東京Vは構えながらMF新井悠太や山見を中心に速攻で追加点を狙っていった。FC東京はなかなか敵陣深くまでボールを持っていくことができていなかったものの前半43分、MF高宇洋の鮮やかな浮き球で佐藤が最終ラインの背後を突いてそのままゴールに流し込み、試合を振り出しに戻した。

 FC東京は後半2分に俵積田のスルーパスにE・ガウディーノが反応するも、間合いを詰めたGKマテウスに阻まれて逆転とはならず。すると同7分、まさかの形で東京Vが勝ち越しに成功した。FW木村勇大がGKと1対1になりかけた状況でDFエンリケ・トレヴィザンからタックルを受け、ボールはGK野澤のもとへ。それでも染野が切り返しを図った野澤にプレスをかけると、右足で触れたボールがそのままゴールへ転がってリードを奪った。

 値千金の勝ち越しゴールを奪った染野だが得点シーンで野澤と接触した際に右脚を痛め、一時はプレーを続けるも後半14分に担架に乗ってMF松橋優安との負傷交代を余儀なくされた。一方のFC東京は同16分にFWマルセロ・ヒアンを、同26分には15歳のMF北原槙やMF東慶悟、FW仲川輝人を投入して反撃を試みた。

 FC東京は3枚替え直後にMF安斎颯馬のクロスを東がゴール前で合わせるも、枠に飛ばすことはできなかった。それでも猛攻を仕掛け続けると後半44分、安斎からのクロスをエンリケがファーサイドから頭で合わせて同点。そのまま2-2で試合終了を迎えた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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