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福岡・金明輝前監督のコンプラ違反“再発”にJFA山本委員長「本当に遺憾」Jからけん責処分の町田・黒田監督にも言及

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アビスパ福岡金明輝前監督(右)と町田の黒田剛監督

 日本サッカー協会(JFA)の山本昌邦ナショナルチームダイレクター兼技術委員長が14日、メディアブリーフィングを行い、コンプライアンス違反によってアビスパ福岡の監督契約を解除されたJFA Proライセンス保持者の金明輝氏について「このような事態になっているということに関しては本当に遺憾」と述べた。

 福岡は今月5日、コンプライアンスに抵触する行為があったとして金氏との監督契約を4日付で解除したと発表。続く14日、福岡は金氏が監督時代に以下の行為があったことを公表し、クラブスタッフへの暴言行為を行っていたことが明らかになった。。

①複数回、多数のスタッフが同席している状況下で、特定のスタッフ又はスタッフ全員を指して、その業務能力を揶揄する発言やスタッフを精神的に追い込む発言をした。

②2025年11月、多数のスタッフや選手が周囲にいる状況下で、特定のスタッフに対し、周囲が危機感や不安を持つような不適切な方法ないし態様による叱責を行った。

③2025年11月、スタッフの本来的な業務に含まれない業務を遂行するよう求め、その業務遂行が不十分と感じた際に、周囲から見える状態で強い叱責を行った。

 金氏はサガン鳥栖の監督を務めていた21年にも、選手・スタッフに対する暴力・暴言があったとして、Jリーグから8試合の資格停止処分を下された他、22年3月にはJFAから当時のS級コーチライセンスを剥奪され、A級ジェネラルライセンスへの降級処分を受けていた。

 ところが金氏は研修プログラムに従事した後、処分から約1年後の23年春、町田のヘッドコーチに就任すると、同年のS級コーチライセンス講習会に参加。24年2月にS級ライセンスを再取得し、25年から福岡の監督を務めていた。結果的には早急な指導者ライセンスの回復が“再発”の事態につながる形となった。

 山本ナショナルチームダイレクター兼技術委員長は「このような事態になっているということに関しては本当に遺憾です」とした上で、降級処分後の研修プログラムについて「コンプライアンスに関してはアップデートされている状況で、継続的というよりもさらに力を入れて様々な施策を打っていかなければいけない。危機意識を持って今後もやっていく必要がある」と述べた。

 また山本ナショナルチームダイレクター兼技術委員長はこの日、報道陣からの質問に答える形で、FC町田ゼルビア黒田剛監督にも言及。同監督は選手・スタッフに対して不適切な言動があったとして、昨年12月にJリーグからけん責処分を受けているなか、「詳細をしっかりと丁寧に把握し、対応していくことが大事。それ(詳細)が揃った段階で必要があれば技術委員会で対応していく」と述べた。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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