beacon

10人のJ2長崎が浦和から金星!! FWフアンマ・デルガド決勝弾で磐田に続いてJ1撃破!!

V・ファーレン長崎浦和レッズを撃破

[5.22 ルヴァン杯1stラウンド3回戦 長崎 1-0 浦和 トラスタ]

 ルヴァン杯は24日、1stラウンド3回戦を開催。トランスコスモススタジアム長崎では浦和レッズ(J1)と対戦したV・ファーレン長崎(J2)が1-0の完封勝利を収め、ジャイアントキリングを達成した。

 1回戦で愛媛(J2)を延長戦の末に4-3で下した長崎は、2回戦ではJ1の磐田を相手に1-0の勝利を収めて下剋上を起こし、3回戦まで駒を進めてきた。一方、浦和は初戦となった2回戦で鳥取(J3)から5-2の勝利を収めている。

 序盤から浦和がボールを保持する展開となったものの、集中力高く対応する長崎を相手になかなか好機を生み出せず。前半40分には長崎がゴールに迫るが、最終ラインから送られたボールにPA内で反応したFWフアンマ・デルガドが放った左足ボレーはGK牲川歩見の守備範囲に飛んでしまった。

 0-0のまま後半を迎えると、浦和はFWチアゴ・サンタナとDF佐藤瑶大を投入。11分には長崎ベンチが動き、MFマテウス・ジェズスとMF笠柳翼をピッチへと送り込み、両チームともに選手を入れ替えて状況を打開しようと試みる。

 17分には浦和がゴールを脅かすが、MF渡邊凌磨のシュートのこぼれ球に反応したDF酒井宏樹のヘディングシュートはGK若原智哉に阻まれてしまう。22分には、今季ローマから期限付き移籍で加入して浦和デビューとなるMFオラ・ソルバッケンがMF岩尾憲とともにピッチへと送り込まれる。すると25分、ソルバッケンとの接触後に頭突きを浴びせたDFモヨマルコム強志が一発退場となり、浦和が数的優位に立った。

 しかし、試合を動かしたのは10人となった長崎だった。33分、右サイドからMFマルコス・ギリェルメが送ったクロスをフアンマがヘディングで突き刺し、スコアを1-0とした。

 反撃に出る浦和だったが、最後まで得点は生まれず。逃げ切った長崎が1-0の完封勝利を収めた。

●ルヴァン杯2024特集

ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

「ゲキサカ」ショート動画