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インハイを通して強さ示した大津は、11年前と同じく初優勝目前に失点、準優勝。MF福島京次主将は冬に「もう一回、『強い大津』を見せたい」

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大津高は選手権でまた「強い大津」を見せて、勝つ(写真協力=『高校サッカー年鑑』)

[8.2 インターハイ決勝 大津高 2-2(PK6-7)神村学園高 Jヴィレッジスタジアム]

 質と強度の高さや粘り強さも示した6試合。だが、大津高(熊本)は1-0の後半35+6分に追いつかれ、延長戦で得点を取り合った末にPK戦で敗れた。インターハイ初優勝には紙一重の差で届かず、準優勝。MF福島京次主将(3年=ロアッソ熊本ジュニアユース出身)は決勝後、毅然とした態度で質問に答え、選手権で再び「強い大津」を示すことを誓った。

 今年は、プレミアリーグで初優勝した昨年以上に技術力が高いと言われているという世代。また、大会前には先輩たちを参考に、課題の強度向上にもこだわってきた。今大会はそれらの強みを表現。準々決勝で前回王者・昌平高(埼玉)を5-0で破るなどインパクトのある内容、結果で勝ち上がってきた。

 準決勝では選手権3回戦で惜敗した流通経済大柏高(千葉)の攻撃を我慢強く凌ぎながら攻め返し、PK戦の末に雪辱勝利。決勝では、立ち上がりからボールを保持しながら主導権を握り、決定機を作り出して見せた。 

 相手GKの好守に阻まれるなど1点が遠かったものの、後半に4バックから3バックへシステム変更。右SBから左DFへ移ったDF村上慶(3年)のアグレッシブなプレーから台頭中のMF山本翼(2年)が先制点を挙げた。

 この試合はMF福島悠士(3年)らのセカンドボール回収力や最終ラインの強さ、GK村上葵(3年)の安定感も光る試合に。だが、2点目を奪うことができない。福島京が前線を追い越す動きから放った右足シュートも相手GKに阻まれた。

 すると、後半35+6分、神村学園高(鹿児島)に一瞬の隙を突かれ、エースFW日高元(3年)に同点ゴールを決められてしまう。大津は11年前の決勝(対東福岡高)で先制し、初優勝まであとわずかまで迫りながら、後半残り4分に追いつかれて延長戦の3失点で敗れている。再び初優勝目前に失点し、タイトルが遠のいた。

 大津は延長前半10分にもMF細山田怜真(3年)にファインゴールを決められて1-2。その後、MF岩崎天利(3年)の同点ヘッドで粘り強さを示したが、PK戦で敗れて11年前と同じ準優勝に終わった。

 福島京は「アディショナルタイムまで勝っていて、最後緩みましたし、ああいったルーズなところで取ってくるのは、ほんとに全国トップクラスのFWなんだなっていうことも思いました。チャンスがこっちもあった中で、自分含めてほんとに決めれなかったですし、自分はPKも外してしまって、自分の力不足でこの大会終わってしまって、本当に悔しかったです」と首を振った。

 準決勝で福島京は0-0の後半22分に途中交代。チームのプラスになるようなプレーをすることができなかった。だが、切り替えて臨んだこの日は、高い位置で崩しに係わったほか、正確な展開など高い技術力を発揮。また、大津は神村学園にセカンドボールの攻防で上回る時間帯も多かった。

 だが、互いに連戦で体力の低下した延長戦で苦戦。福島京は「今日は最後まで出させてもらったんですけど、ほんとに延長に関してはもう走れてなかったので、拾い合いでも相手のフレッシュな選手に負けていましたし、そういったところは本当に(個人、チームとしても)課題だと思います。自分がほんとにもう1段階レベルアップして、それがチームの結果に繋がることなら、ほんとに何でも受け入れてやっていきたいなと思います」。結果を残すために主将は貪欲に吸収していく意気込みだ。

 チームとしては、まず連覇を狙うプレミアリーグWESTで7位から巻き返すこと。「あとは選手権でこの借りをしっかり返すためにも、しっかり全国大会に出て、もう一回、『強い大津』を見せたいです」(福島京)。もう一度、「強い大津」を示し、夏に逃したあと1勝を勝ち取る。


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(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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