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フェイエノールトはCLベスト8ならず…上田綺世はポストプレー安定も無念の不発、インテルが2連勝で2シーズンぶり8強

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先発出場したFW上田綺世

[3.11 欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦 インテル 2-1 フェイエノールト]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は11日に決勝トーナメント1回戦第2戦を行った。日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールト(オランダ)は敵地でインテル(イタリア)と対戦し、1-2で敗戦。インテルが2試合合計4-1で、準優勝を果たした2022-23シーズン以来となるベスト8入りとなった。

 5日の第1戦は2-0で勝利したインテル。ホームで迎えた第2戦では、先発入りしていたDFステファン・デ・フライが直前の負傷で離脱し、DFフランチェスコ・アチェルビが緊急でスタメンに入った。2点差を追いかけるフェイエノールトは、第1戦でハムストリング負傷から戦線復帰した上田が先発に入った。

 得点がほしいフェイエノールトは前半7分に決定機。MFアイメン・スリティがPA手前から鋭い左足ミドルを放つが、惜しくもGKヤン・ゾマーの正面に収まった。

 すると直後、先に得点を奪ったのはインテル。前半8分、左サイドのスペースに入り込んだFWマルクス・テュラムがそのままPA左に進入する。相手選手をかわしながらカットインし、右足を一閃。ゴール右隅に突き刺し、先制点で2試合合計3-0と点差を広げた。

 攻めるしかないフェイエノールトは前半40分に大きなチャンスを得る。MFヤクブ・モデルが敵陣PA内でMFハカン・チャルハノールに倒され、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックを経てPKを獲得。上田がPA内でボールを受け取るが、キッカーは務めず。モデルがゴール左隅に決めて1-1と同点。2試合合計は1-3と2点差に戻した。

 前半を1-1で折り返すと、後半4分に再び試合が動く。インテルはFWメフディ・タレミがMFトーマス・ベーレンに倒され、PKを獲得する。チャルハノールが冷静に決め切り、2-1と勝ち越し。2試合合計も4-1とした。

 フェイエノールトは最前線の上田にパスが入りにくい展開が続くが、上田は中盤に下りてきて攻撃を円滑に進めていく。インテル相手に安定したポストプレーを見せ、得点を狙い続けた。しかしなかなかゴール前でプレーできず、後半18分にFWジュリアン・カランザと交代した。

 インテルは後半22分にもテュラムが敵陣PA内で倒されるが、これは主審がモニターでチェックしてファウルは認めず。テュラムのシミュレーションとみなし、イエローカードを出した。

 試合はそのまま終了し、インテルが2-1で第2戦も制す。2連勝で8強入りを果たした。4月8日の準々決勝第1戦でバイエルン(ドイツ)と対戦する。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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