デンチャレ後に渡欧、鈴木唯人所属ブレンビーに練習参加…筑波大FW内野航太郎「デンマークに行って自信がついた」

全日本大学選抜で先発したFW
[3.20 第24回大学日韓定期戦 全日本1-0全韓国 U等々力]
“内野の日”ではなかったということだろうか。23年9月のアジア競技大会決勝で韓国から1ゴール、昨年3月に韓国で行った大学日韓定期戦で2ゴールを決めるなど、自身でも対韓国に相性の良さを感じている全日本大学選抜FW内野航太郎(筑波大2年=横浜FMユース)だが、この日は無得点。前半25分にMF松永颯汰(流通経済大3年=静岡学園高)のクロスを合わせたヘッドも、クロスバーに嫌われた。
「決定機があったので、決め切れなかったのは悔しい。試合展開が難しい、相手が引いて、こっちがボールを持っているけどという展開でした。その中でも今までの自分だったら前に張って孤立してボールに関われないことが多かったと思うけど、ちょっと起点になるところだったり、顔を出してボールを触るというところでは前よりは上手くなっているのかなと思う。デンマークに行って自信がついたところなので、いい感じで成長できているのかなと思います」
内野は先月末から今月上旬にかけて行われたデンソーカップチャレンジ(デンチャレ)後に渡欧。FW鈴木唯人がプレーするデンマーク1部のブレンビーに10日ほどの日程で練習参加を行った。年齢では3歳違いの2人だが、代表活動で一度顔を合わせていたこともあって、現地でのコミュニケーションもすぐに取れたという。「すごく良くしてもらった。自分にとってはすごくいい環境でプレーすることができた10日間ほどだったかなと思います」。欧州でのプレーへの憧れはより大きくなったようだ。
「海外のサッカーと日本のサッカーは全く違うなと改めて感じました。日本の選手も技術は高いし、パスの質や止める技術は日本人選手が秀でているところだと思うけど、海外に行って、日本じゃ出てこないところからパスが出てきたり、日本じゃないところから足が出てきたり。そういったところが全く別ものだなと感じました。いい経験ができたと思います」
4月からは大学3年目のシーズンが始まる。今後も節目節目でいろいろな可能性が出てきそうだが、まずは目の前の与えられた環境に集中する。「小井土さん(監督)ともまずは筑波で頑張ろうという話をしています。プロに早く行くのがいいという判断もありますし、逆に筑波でしかできないこともあると思うので」。決断を下すその時まで、誰もを納得させる圧倒的な力をみせ続けるだけだ。
(取材・文 児玉幸洋)
●第39回デンソーカップチャレンジ特集
“内野の日”ではなかったということだろうか。23年9月のアジア競技大会決勝で韓国から1ゴール、昨年3月に韓国で行った大学日韓定期戦で2ゴールを決めるなど、自身でも対韓国に相性の良さを感じている全日本大学選抜FW内野航太郎(筑波大2年=横浜FMユース)だが、この日は無得点。前半25分にMF松永颯汰(流通経済大3年=静岡学園高)のクロスを合わせたヘッドも、クロスバーに嫌われた。
「決定機があったので、決め切れなかったのは悔しい。試合展開が難しい、相手が引いて、こっちがボールを持っているけどという展開でした。その中でも今までの自分だったら前に張って孤立してボールに関われないことが多かったと思うけど、ちょっと起点になるところだったり、顔を出してボールを触るというところでは前よりは上手くなっているのかなと思う。デンマークに行って自信がついたところなので、いい感じで成長できているのかなと思います」
内野は先月末から今月上旬にかけて行われたデンソーカップチャレンジ(デンチャレ)後に渡欧。FW鈴木唯人がプレーするデンマーク1部のブレンビーに10日ほどの日程で練習参加を行った。年齢では3歳違いの2人だが、代表活動で一度顔を合わせていたこともあって、現地でのコミュニケーションもすぐに取れたという。「すごく良くしてもらった。自分にとってはすごくいい環境でプレーすることができた10日間ほどだったかなと思います」。欧州でのプレーへの憧れはより大きくなったようだ。
「海外のサッカーと日本のサッカーは全く違うなと改めて感じました。日本の選手も技術は高いし、パスの質や止める技術は日本人選手が秀でているところだと思うけど、海外に行って、日本じゃ出てこないところからパスが出てきたり、日本じゃないところから足が出てきたり。そういったところが全く別ものだなと感じました。いい経験ができたと思います」
4月からは大学3年目のシーズンが始まる。今後も節目節目でいろいろな可能性が出てきそうだが、まずは目の前の与えられた環境に集中する。「小井土さん(監督)ともまずは筑波で頑張ろうという話をしています。プロに早く行くのがいいという判断もありますし、逆に筑波でしかできないこともあると思うので」。決断を下すその時まで、誰もを納得させる圧倒的な力をみせ続けるだけだ。
(取材・文 児玉幸洋)
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