[関東]シーズン前に主力3選手、夏にエースが退部しても…底力みせたリーグ優勝に筑波大主将MF山崎太新「いい循環があった」
[11.8 関東大学L1部第21節 筑波大0-2流経大 筑波大学第一サッカー場]
勝って決めることはできなかったが、他会場の結果で筑波大の2年ぶり17回目となる優勝が決まった。「本音を言えば勝って優勝を決めたかったけど、優勝は自分たちの積み重ねなので自信にしたい」。主将MF山崎太新(4年=横浜FCユース)はホッとした表情をみせた。
苦難の船出が予想された。本来は4年生シーズンを戦うはずだったDF諏訪間幸成(横浜FM)、DF安藤寿岐(鳥栖)、MF加藤玄(名古屋)の3選手が早期退部でシーズン開幕を前にJリーグ入り。さらに夏にはエースFW内野航太郎(ブレンビー)が途中退部して海外移籍を決断するなど、難しい戦いを強いられた。
しかしチーム内にはネガティブな空気は一切なかったという。逆に「新しい選手が出てきたり、いい循環があった」。特に1年生の台頭が光り、開幕から出場するMF矢田龍之介(清水ユース)やDF布施克真(日大藤沢高)はもちろん、FW山下景司(大津高)やMF大谷湊斗(昌平高)が後半戦の戦いを引っ張っていた。
「重要な選手が抜けても自分がやってやろうというメンタリティが全員にあった。素晴らしいチームになっている。その中で1年生がチームを勝たせる活躍をしてくれたので、ありがたいというか頼もしい存在だったと思います」
年末の大学選手権(インカレ)には関東王者として出場する。昨季から大きくレギュレーションが変ったインカレにおいて、関東地区で決勝ラウンドを戦う権利を得られたことは大きなアドバンテージになる。2016年度以来となる10年ぶりの優勝へ。山崎も「チームとしてパワーアップしている実感はありますが、筑波は一発勝負は弱いという印象もある。その印象を覆すような、一発勝負で勝ててこそ本物の強さだと思うので、全員で優勝できるようにやっていきたい」と気合を十分にした。


(取材・文 児玉幸洋)
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勝って決めることはできなかったが、他会場の結果で筑波大の2年ぶり17回目となる優勝が決まった。「本音を言えば勝って優勝を決めたかったけど、優勝は自分たちの積み重ねなので自信にしたい」。主将MF山崎太新(4年=横浜FCユース)はホッとした表情をみせた。
苦難の船出が予想された。本来は4年生シーズンを戦うはずだったDF諏訪間幸成(横浜FM)、DF安藤寿岐(鳥栖)、MF加藤玄(名古屋)の3選手が早期退部でシーズン開幕を前にJリーグ入り。さらに夏にはエースFW内野航太郎(ブレンビー)が途中退部して海外移籍を決断するなど、難しい戦いを強いられた。
しかしチーム内にはネガティブな空気は一切なかったという。逆に「新しい選手が出てきたり、いい循環があった」。特に1年生の台頭が光り、開幕から出場するMF矢田龍之介(清水ユース)やDF布施克真(日大藤沢高)はもちろん、FW山下景司(大津高)やMF大谷湊斗(昌平高)が後半戦の戦いを引っ張っていた。
「重要な選手が抜けても自分がやってやろうというメンタリティが全員にあった。素晴らしいチームになっている。その中で1年生がチームを勝たせる活躍をしてくれたので、ありがたいというか頼もしい存在だったと思います」
年末の大学選手権(インカレ)には関東王者として出場する。昨季から大きくレギュレーションが変ったインカレにおいて、関東地区で決勝ラウンドを戦う権利を得られたことは大きなアドバンテージになる。2016年度以来となる10年ぶりの優勝へ。山崎も「チームとしてパワーアップしている実感はありますが、筑波は一発勝負は弱いという印象もある。その印象を覆すような、一発勝負で勝ててこそ本物の強さだと思うので、全員で優勝できるようにやっていきたい」と気合を十分にした。


(取材・文 児玉幸洋)
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