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鳥栖が仙台FW富樫敬真を獲得「鳥栖で新たな歴史を作れるように」

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仙台FW富樫敬真が鳥栖へ

 サガン鳥栖は29日、ベガルタ仙台FW富樫敬真(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。

 富樫は2015年から横浜F・マリノスでキャリアをスタートさせ、18年にはFC東京、19年にはFC町田ゼルビアでプレーをした。その後はV・ファーレン長崎を経て、21年途中から仙台に加入。22年はJ2リーグで37試合11得点を挙げていた。

 鳥栖の公式サイトを通じ、富樫は「サガン鳥栖という素晴らしいクラブに加入できること、とても嬉しい気持ちと同時に身が引き締まる思いです。すでに開幕が待ち遠しいですが、シーズンインまで心構えを今一度しっかり整えます。2023シーズン、サガン鳥栖で新たな歴史を作れるよう自分の全てを尽くします」と意気込みを伝えている。

 また、仙台の公式サイトでは「昨年の夏に加入後、いかなる時も支えてくれたファン、サポーター、選手、スタッフ、家族、友人、ベガルタ仙台に関わるすべての人へ心からの感謝を伝えさせてください。本当にありがとうございました」と感謝を述べる。「注いでいただいた愛と熱、エネルギーを、ピッチで返しきれてないかなという思いはあります。返しきれてないままではありますが、細胞に巡るみなさまから注がれたものを大切に、僕は新しいチャレンジを決めました。感謝の気持ちを込めて新天地でプレーします」。さらにサポーターやチームにも思いを伝える。

「コロナ禍後、初の声出しの日に目の前で浴びた「魂こがして」が忘れられません。僕の宝物です。個人チャントも本当にありがとうございました」

「チームの仲間にも恵まれました。気がきかない僕にも優しくしてくれる先輩、最初は様子伺いながらも最終的には全力でいじってくれる後輩、なんでも話をしてくれる93年組、家族ぐるみで仲良くしてくれるみんな、必要な時に必要な声をかけてくれるコーチングスタッフ、トレーナー、マネージャー、通訳、広報のみなさま。そして手倉森監督、原崎監督、伊藤監督。ありがとうございました」

「いまだに1年半だけの在籍だったとは感じられません。それだけ濃い時を過ごし、エネルギーをいただきました。またお会いできる日を楽しみに日々鍛錬していきます。魂こがして」

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