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コロナ禍に失明の危機…オセアニア放浪の侍・松本光平がJリーグ初挑戦「自分にとって特別な地」「全力で戦います」

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MF松本光平(写真はヤンゲン・スポール所属時のもの)

 2025シーズンよりJ3リーグに参入する高知ユナイテッドSCは5日、昨季ソロモン・ウォーリアーズ(ソロモン諸島)に所属していたMF松本光平(35)が加入することになったと発表した。

 大阪府出身の松本はセレッソ大阪U-15、ガンバ大阪ユースを経て渡英し、その後、オークランド・シティ(ニュージーランド)、レワFC(フィジー)、マランパ・リバイバース(バヌアツ)などでプレー。19年12月にオセアニア王者のヤンゲン・スポール(ニューカレドニア)に加入し、クラブワールドカップに出場した。

 その5か月後には悲劇が。コロナ禍の20年5月にトレーニング中の不慮の事故で右目の失明危機に陥り、左目の視力も大幅に低下。手術の結果、失明は免れたが、プレーには大きな影響を及ぼすようになった。

 それでも松本はリハビリに励み、模索をしながら選手生活を続行。その後は、デウソン神戸(Fリーグ)、 ハミルトン・ワンダラーズ(ニュージーランド)、ソロモン・ウォーリアーズでピッチに立ち続けた。オセアニア地域を放浪し、今回キャリア初となるJリーグ挑戦。松本はクラブを通じ、次のように意気込みを語った。

「自分にとって特別な地である高知県でプレーができることを嬉しく思います。Jリーグの舞台で戦うチャンスを与えてくれたこのクラブに恩返しができるよう、高知ユナイテッドSCの選手として自覚と誇りを持って何事にも真摯に取り組み続けます。これまでサポートして下さった方々への感謝の気持ちを常に忘れず、自分の全てをかけて全力で戦います」
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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