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いわき24歳MF山中惇希が左足ボレー弾!! 敵将槙野とは旧知の間柄…試合中に肩抱かれ談笑「ゴール決めんなよ」

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MF山中惇希

[2.28 J2百年構想EAST-B第4節 いわき 1-2 藤枝 ハワスタ]

 偉大な先輩に一矢報いるビューティフルゴールだった。いわきFCのMF山中惇希は0-1で迎えた前半30分、MF中島舜のシュート性のクロスをMF西谷亮がフリックした浮き球に反応すると、そのまま左足を一閃。「ちょっと浮いて難しいかなと思ったけど力が抜けて打てたので良かった」。落ち際をボレーで叩いてゴール右隅に突き刺し、一時同点に追いつくゴールとなった。

 左ウイングバックのポジションながら第2節・福島戦(◯3-1)でもゴールを決めており、開幕4試合目にして早くも2点目。昨季後半戦から加入した新天地で上々の結果を残している。それでもこの日、チームは1-2で敗戦。「ゴールとして一発入れられたのは自信になった」という一方、結果には満足していない。

「僕のドリブルやクロスはあまり多く出せなかったので、そこの部分はなんとなく良かったで終わらせてはいけないと思っている。もっともっと良いシーンを作らないといけなかったという課題として捉えている」(山中)

 半年間の特別大会として行われる今大会の目標はゴール・アシスト合算「10」。ここまでは順調に来ているものの、「まだまだここから量産できるようにしたい。今日もアシストもつけられるシーンはあったし、もう一つ掴めていれば結果も変わっていたと思うので、そこはこだわってやっていきたい」と意欲を見せた。

 後半途中にはメインスタンドをどよめかせるシーンもあった。負傷者が出て試合が止まった際、藤枝MYFC槙野智章監督が山中の肩を後ろから抱き、耳打ちをしながら談笑していたのだ。

 実は山中が浦和レッズユースに所属していた2017年から20年、槙野監督は浦和のトップチームに所属しており、山中がプレシーズンキャンプや練習参加をした際に交流があったという旧知の間柄。山中は耳打ちされた際、ピッチ上で苦笑いを浮かべていたが、「お前、ゴール決めんなよ」という称賛混じりの言葉をかけられていたのだという。

 自慢の左足での一発は、偉大な先輩の記憶にも刻まれた様子だ。「嬉しいですね。ああやって声をかけてくれて。僕はユースで偉大な先輩として槙野選手を見ていたので、監督という立場でまたピッチで再会できたのも嬉しいし、もっともっと僕も槙野さんにも認められるように頑張りたいなと思いました」(山中)。次の再会は5月23日の最終節。なおも伸び代を感じさせる24歳のレフティはさらに成長した姿で立ちはだかり、次は勝利を掴む。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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