下部組織出身・相馬将夏氏が15年ぶりに帰還!! 東京V Jrユースで“緑の血”継承へ「ヴェルディを愛しているので」
アカデミー出身の相馬将夏氏(32)が15年ぶりに東京ヴェルディに戻ってきた。東京ヴェルディジュニアユースのコーチに就任しておよそ3か月が経過。試行錯誤の段階という中で「ヴェルディを愛しているのでヴェルディのためにやっていきたい」と意気込んだ。
相馬氏は東京Vユースからのトップチーム昇格は叶わず、法政大に進学。ただプロ入りは実現せず当時関東1部のブリオベッカ浦安に加入した。その後はアマチュアクラブを渡ってモンゴルとポーランドでもプレー。2023年に北海道社会人リーグの北海道十勝スカイアースに選手兼コーチとして帰国し、昨季をもって現役を引退した。
そうして「(選手兼任からの)3年目で完全に指導者」となった今季、古巣の東京Vから話を受けて高校生以来となる復帰が決まった。相馬氏は「偉大な先輩方がいて歴史あるクラブなのでそこに対して失礼がないように、選手たちにも失礼がないように。なおかつ僕自身が本当にサッカーが大好きでこういったご縁があってならせていただいたので、自分が指導者としてレベルアップできるように」と熱い気持ちを持って帰還している。
今季はジュニアユースのコーチに決まり、高校時代の1学年上の先輩に当たる坂谷武春監督と同期の渋谷亮コーチとの再タッグを結成。U-14チームをメインに担当しつつ、普段はU-14とU-15の選手が同じピッチで練習を行って切磋琢磨することを促しているようだ。
相馬氏は「まずひとりひとり光るもの、個性があるからヴェルディに入ってきてくれたと思う」と各選手の特長を伸ばしていく姿勢。その上で「プロってどういう場所なのかとか、自分もそこを目指して向き合ってきたことはやっぱりあるのでそこに対しての向き合い方」を指導し、技術だけでなく意識も高めていく構えだ。
もっとも相馬氏は「3か月で正直試行錯誤しているんですけどまだ全然ですね」と育成年代の指導1年目で難しさも感じ、「僕も監督と密に相談しながら、どうやって選手を成長させていけるかにフォーカスしてやっていきたい」と自身の成長にも意欲を見せた。
その中で4月のスペイン遠征では、現地の最高峰アカデミーチームにあたるエスパニョールとも対戦した。0-6の敗戦となったが、選手たちは現在地を知る貴重な経験になった模様。面談などで意識の変化が見え始め、今月4日から6日まで行われた東京国際ユース(U-14)サッカー大会でも「意識の変化がこの大会を通じてちょっとずつ見られた」と相馬監督は成長を感じていた。
「自分はヴェルディで人格とか価値観とかサッカー観とか、本当に色々なことを教わった。ただ自分自身は力が足りなくて、プロの世界で名だたる選手のようには全くなれなかった」。相馬監督は自身の経験を継承しながら、「中2じゃなくて中3の大会に出るような選手を出し、世代別代表にどんどん良い選手を送って、ヴェルディのトップに送り込むことが僕に与えられた役割」と後輩たちを全力で支え、指導していく。
(取材・文 加藤直岐)
相馬氏は東京Vユースからのトップチーム昇格は叶わず、法政大に進学。ただプロ入りは実現せず当時関東1部のブリオベッカ浦安に加入した。その後はアマチュアクラブを渡ってモンゴルとポーランドでもプレー。2023年に北海道社会人リーグの北海道十勝スカイアースに選手兼コーチとして帰国し、昨季をもって現役を引退した。
そうして「(選手兼任からの)3年目で完全に指導者」となった今季、古巣の東京Vから話を受けて高校生以来となる復帰が決まった。相馬氏は「偉大な先輩方がいて歴史あるクラブなのでそこに対して失礼がないように、選手たちにも失礼がないように。なおかつ僕自身が本当にサッカーが大好きでこういったご縁があってならせていただいたので、自分が指導者としてレベルアップできるように」と熱い気持ちを持って帰還している。
今季はジュニアユースのコーチに決まり、高校時代の1学年上の先輩に当たる坂谷武春監督と同期の渋谷亮コーチとの再タッグを結成。U-14チームをメインに担当しつつ、普段はU-14とU-15の選手が同じピッチで練習を行って切磋琢磨することを促しているようだ。
相馬氏は「まずひとりひとり光るもの、個性があるからヴェルディに入ってきてくれたと思う」と各選手の特長を伸ばしていく姿勢。その上で「プロってどういう場所なのかとか、自分もそこを目指して向き合ってきたことはやっぱりあるのでそこに対しての向き合い方」を指導し、技術だけでなく意識も高めていく構えだ。
もっとも相馬氏は「3か月で正直試行錯誤しているんですけどまだ全然ですね」と育成年代の指導1年目で難しさも感じ、「僕も監督と密に相談しながら、どうやって選手を成長させていけるかにフォーカスしてやっていきたい」と自身の成長にも意欲を見せた。
その中で4月のスペイン遠征では、現地の最高峰アカデミーチームにあたるエスパニョールとも対戦した。0-6の敗戦となったが、選手たちは現在地を知る貴重な経験になった模様。面談などで意識の変化が見え始め、今月4日から6日まで行われた東京国際ユース(U-14)サッカー大会でも「意識の変化がこの大会を通じてちょっとずつ見られた」と相馬監督は成長を感じていた。
「自分はヴェルディで人格とか価値観とかサッカー観とか、本当に色々なことを教わった。ただ自分自身は力が足りなくて、プロの世界で名だたる選手のようには全くなれなかった」。相馬監督は自身の経験を継承しながら、「中2じゃなくて中3の大会に出るような選手を出し、世代別代表にどんどん良い選手を送って、ヴェルディのトップに送り込むことが僕に与えられた役割」と後輩たちを全力で支え、指導していく。
(取材・文 加藤直岐)


