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メッシ「C・ロナウドとバロンドールが同数だったのは苦痛だったが…」

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10年以上サッカー界の頂点に立つメッシとC・ロナウド ※写真は2011年のもの

 バルセロナのFWリオネル・メッシは、史上最多となる自身6度目のバロンドールを受賞。終生のライバルであるFWクリスティアーノ・ロナウドと受賞数が並んでいたことが「苦痛だった」と語った。3日、スペイン『アス』が伝えている。

 今月2日に2019年のバロンドール受賞者が発表。C・ロナウドやDFフィルヒル・ファン・ダイクを抑えてメッシが4年ぶり6度目の栄光に輝いた。

 メッシは『フランス・フットボール』の取材に対し、C・ロナウドとの関係性に言及。「バロンドールを5回受賞した選手が自分だけだった頃、それを僕は楽しんでいた。クリスティアーノに並ばれたときは、頂点に立っているのが一人ではない状況に少し苦痛を覚えたことを認めなければならない。だけど当時の彼はバロンドールを受賞するのにふさわしかったし、それを上回ることはできなかった」とライバルの力を認めつつ、その脅威に苦しんでいたことを明かした。

 バロンドールは個人の活躍だけでなく、所属するチームの躍進も影響するとみられている。メッシは「僕が受賞できなかった理由は理解している」と持論を挙げた。

「自分たちの目標であるチャンピオンズリーグ優勝を達成することができなかった。あれはバロンドールを獲るうえで、最大のチャンスとなる大会だ。クリスティアーノがすべてのトロフィーを獲った時期は、彼が非常に良いシーズンを過ごしており、チャンピオンズリーグを優勝したことが大きい。もちろんそこで決定的な活躍を見せたこともね」

 現時点で史上最多のバロンドールを獲得したメッシ。それを踏まえ、記者からは歴史上で最高の選手が誰かという問いもかけられた。メッシは「正直にいえば、歴史上で誰が一番なのかはわからない。僕はクリエイターであり、ゴールスコアラーじゃないから」と答えるに留めている。

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