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神戸が打ち合いからのPK戦制す!!横浜FMを下しゼロックス杯初制覇

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神戸が富士ゼロックススーパー杯を制した

[2.8 富士ゼロックススーパー杯 横浜FM3-3(PK2-3)神戸 埼玉]

 2020シーズンの幕開けを告げる富士ゼロックススーパー杯が8日、埼玉スタジアムで開催され、昨年のJリーグ王者横浜F・マリノスと天皇杯チャンピオンのヴィッセル神戸が激突した。試合は激しい点の取り合いとなり、3-3のまま決着が付かず、PK戦の末、神戸がPK3-2で競り勝ち、初の富士ゼロックススーパー杯制覇を成し遂げた。

 横浜FMは新戦力のFWオナイウ阿道を先発起用。それ以外は昨季の優勝メンバーがスタメンを占め、GK朴一圭、4バックは右からDF松原健、DFチアゴ・マルチンス、DF畠中槙之輔、DFティーラトンと並んだ。中盤はMF喜田拓也とMF扇原貴宏のダブルボランチで、トップ下にMFマルコス・ジュニオール。前線は右にFW仲川輝人、左にFWエリキが入り、オナイウがセンターフォワードを務めた。

 神戸は清水から獲得したFWドウグラスが先発した。その他は昨季と同じメンバーで、GK飯倉大樹、3バックは右からDFダンクレー、DF大崎玲央、DFトーマス・フェルマーレン。中盤の右にDF西大伍、左にDF酒井高徳が入り、MFセルジ・サンペールがアンカーを務めた。MF山口蛍とMFアンドレス・イニエスタがインサイドハーフ。前線ではFW古橋亨梧とドウグラスが2トップを組んだ。[スタメン&布陣はコチラ]

 横浜FMは前半8分、マルコスのスルーパスに反応したオナイウがPA内左から左足を振り抜くが、ゴール右へ。神戸も同19分、カウンターから古橋が中央をドリブルで駆け上がり、ドウグラスにラストパス。しかし、PA内右の角度のない位置から狙ったシュートはGKに正面でキャッチされた。

 神戸は前半21分、高い位置からプレッシャーをかけ、相手PA近くで古橋が喜田に厳しく寄せる。ゴール前にこぼれたボールをドウグラスが拾い、マイナスのパス。フリーのイニエスタが右足で狙ったが、シュートは喜田に当たってCKとなった。

 前半22分、イニエスタの右CKからニアでそらしたボールをファーサイドのドウグラスが押し込むが、オフサイドの判定だった。それでも同27分、神戸は左サイドからドリブルで切れ込んだイニエスタがDF2人の間を通す絶妙なスルーパス。PA内に抜け出したドウグラスがワントラップから左足でゴール右隅に流し込んだ。

 新戦力がさっそく期待に応える先制点。1点を追う展開となった横浜FMだが、前半36分、相手ゴール前にこぼれたボールに仲川が詰め、飯倉と激しく交錯すると、こぼれ球をマルコスが頭で押し込んだ。1-1の同点に追いついたが、前半40分、自陣でのビルドアップで痛恨のミスが起きた。

 PA外まで出てビルドアップに参加していた朴がチアゴに横パス。チアゴは朴にリターンパスを出したが、これを古橋がカットし、そのまま無人のゴールに流し込んだ。相手のミスを逃さず、神戸が2-1と勝ち越して前半を折り返した。

 横浜FMはハーフタイムにオナイウと畠中を下げ、MF遠藤渓太とDF伊藤槙人を投入。遠藤は左サイドに入り、エリキがセンターフォワードに回った。すると後半9分、左サイドのスローインを素早く受けたエリキがPA内左からマイナスのパス。これを扇原が倒れ込みながら左足で合わせ、ゴールネットを揺らした。

 再び2-2の同点とした横浜FMは一気に勢いづく。後半13分、飯倉の浮き球のパスを仲川がカットし、喜田とのパス交換からスルーパス。PA内右に走り込んだ松原のマイナスのクロスにフリーの喜田が合わせたが、右足のシュートはクロスバーを越えた。同17分には松原のスルーパスに抜け出した仲川が切り返して左足でシュート。しかし、これは至近距離で飯倉のセーブに遭った。

 神戸は後半19分、ドウグラスに代えてFW田中順也を投入。迎えた24分、敵陣で伊藤のパスをカットした山口がゴール前に走り込むイニエスタにつなぐと、イニエスタのグラウンダーのクロスのこぼれ球を山口が右足で蹴り込んだ。みたび勝ち越しに成功した神戸だが、横浜FMも引き下がらない。

 直後の後半28分、仲川からのロングパスを受けた遠藤がPA内左から折り返し、エリキが体ごと押し込んだ。3-3に追いついた横浜FMは同29分に2人を交代。エリキと喜田が下がり、FWエジガル・ジュニオとMF和田拓也が入った。後半37分、和田のスルーパスを受けた仲川のシュートは飯倉がビッグセーブ。同39分にもマルコスのスルーパスに反応した仲川がPA内左に切れ込み、飯倉もかわして左足でシュートを打ったが、カバーに戻った大崎がクリアした。

 神戸は後半40分、古橋とサンペールに代えてFW小川慶治朗とMF安井拓也を投入。横浜FMは同43分、マルコスに代わって10年ぶりの古巣復帰となったMF水沼宏太が入った。オープンな展開で最後まで攻め合ったが、決勝点は生まれず、3-3のまま90分間を終了。延長戦なしのPK戦に突入した。

 PK戦では互いに3人目から6人目まで、まさかの4人連続失敗。2-2の7人目、先攻の横浜FMは遠藤がクロスバーに当ててしまい、5人連続の失敗となった。両チーム合わせて9人連続失敗で迎えた後攻の神戸は山口がゴール右に決め、PK3-2で激闘に終止符を打った。

(取材・文 西山紘平)

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