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鹿島は大学からも即戦力3選手獲得…DF林尚輝は出世番号「セカンドスリー」に自覚

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左からGK早川友基(明治大)、DF林尚輝(大阪体育大)、DF常本佳吾(明治大)

 鹿島アントラーズは今季、大学卒業を間近に控える3選手の獲得に成功した。それも高い守備力を誇るDF林尚輝(大阪体育大)、キックも光る現代型GKの早川友基(明治大)、すでに昨季Jデビュー済みのDF常本佳吾(明治大)と即戦力候補の逸材揃い。17日にオンラインで行われた新加入選手発表会見ではそれぞれから意気込みが語られた。

 林は「前で相手の攻撃を潰したり、跳ね返すことが強み」というセンターバック。かつてDF昌子源、DF植田直通らが背負った出世番号の23番を任されており、クラブの期待は明らかだ。「多くのすごい選手がつけてきた番号」と認める林は「CBは3番が代表的な番号と思っていて、セカンドスリー、2番目の3番として自覚を持って戦いたい」と力を込めた。

 また加入後にはDF犬飼智也、DF町田浩樹らとのレギュラー争いが期待されるが、「ライバル視もあるが、吸収していきたい」と謙虚な姿勢。それでも「今までの鹿島のCBは日本代表に通じる選手が多くいたので、先輩方と同じく日本を代表する選手になりたい。CBとして3番を背負える選手になりたい」と野望を語った。

 早川は「両足からのロングフィードやビルドアップで攻撃の第一歩として関わり、シュートストップも日頃から鍛えている」という現代型のGK。林と同じく「鹿島は日本を代表するクラブだと思っているし、そこで活躍することが日本を代表する選手につながる」と代表への思いをのぞかせつつ、「GKのポジションは一つしかないが、勝ち取る大きな目標があるので、そこに向かっていきたい」と意気込んだ。

 常本は「運動量や対人の強さ」を武器とするサイドバック。特別指定選手だった昨季はJ1第31節で、ユースまで過ごした古巣の横浜FMを相手に途中出場した。現状では「攻撃面でのアシストの数やボールポゼッションが課題だと思っている」というが、「チームの雰囲気は昨年から感じているので、昨年の経験を活かしてプレーしたい」と早期加入のアドバンテージを表現していくつもりだ。

(取材・文 竹内達也)
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