beacon

JFL4クラブにJ3ライセンス交付へ!! クリアソン新宿は施設基準に課題も史上初の“東京23区特例”

このエントリーをはてなブックマークに追加

 Jリーグは26日、理事会を行い、ラインメール青森クリアソン新宿ヴィアティン三重ヴェルスパ大分の4クラブに来季のJ3クラブライセンスを交付することを決議した。今後、10月の理事会でJリーグ入会が承認された上で、今季のJFLで2位以内に入るなどの要件を満たすことで来季のJ3参入が認められる。

 交付が決まったクラブのうち、クリアソン新宿はホームスタジアムの施設基準に課題があるものの、特例での交付が決まった。Jリーグは「東京23区というホームタウンの特性に鑑み」たとしている。東京23区のクラブにJリーグライセンスが交付されるのは史上初となる。

 来季の入会が最終承認されるためには、今季のJFLで①ホームゲームの1試合平均入場者数が2,000人以上に到達することを目指して努力していると認められること、②短期的に資金難に陥る可能性が極めて低いとJリーグが評価できる状態にあること、③最終順位が2位以内であることの要件をいずれも満たすことが必要となる。

 一方、レイラック滋賀、高知ユナイテッドSCの2クラブは10月理事会で継続審議となった。滋賀は施設基準、高知は財政基準に関し、確認が必要な事項が残っているという。

(取材・文 竹内達也)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2023シーズンJリーグ特集ページ
竹内達也
Text by 竹内達也

TOP