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[全中]成田新監督の青森山田中、10年ぶり2回戦敗退「僕自身ももっと勉強して、勝たせられるように」

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青森山田は2回戦で敗退となった

[8.21 全中2回戦 日章学園中3-1青森山田中 屋島レクザムフィールド]

 青森山田中(青森)が日章学園中(宮崎)に1-3で敗れ、10年ぶりに2回戦で姿を消すことになった。成田鷹晃監督も「実力で圧倒されてしまって、全然何もできずに終わってしまった。次に向けて、やるしかないなと思います」と完敗を認めるしかなかった。

 過去10年を振り返ると圧倒的な成績を残している青森山田だが、全中大会は4連覇のあと、3年連続準優勝、3位、そして今年の2回戦敗退と5年連続のV逸となった。他校も中高一貫のチーム強化に力を入れる中で、抜きん出た存在ではなくなってきている。

 さらに今年は大きな変化もあった。昨年まで監督を務めた上田大貴氏が、FC町田ゼルビアの監督に就任した黒田剛氏の下でアシスタントコーチに入閣。代わって上田氏の下で7年間コーチを務めていた成田氏が新監督に就任していた。

 成田監督も前任との比較が付きまとうことは百も承知。そのうえで「1年目で結果が出なかったのは事実なので、僕自身ももっと勉強して、勝たせられるように頑張っていければと思います」と気を引き締める。

 生徒たちにはこの悔しさを今後に生かしてほしいと切に願う。「負けた悔しい気持ちをもって努力するかで伸びしろは決まる」と話すと、「今までの子たちも悔しい思いをしてステップアップしていった子がたくさんいるので、それを材料にして、頑張ってくれればと思います」と高校年代以降でのリベンジに期待していた。

(取材・文 児玉幸洋)
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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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