セリエB(イタリア2部)第35節が1日に行われ、首位のフロジノーネはレッジーナに3-1で勝利。ホームでセリエA昇格を決めた。

　首位に立ちながら2試合連続でスコアレスドローと低調気味のフロジノーネだったが、この日は鬱憤を晴らすゴールラッシュを披露した。

　前半31分にFWジェンナーロ・ボレッリが先制点を決めると、同42分にはPKをイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェの弟であるFWロベルト・インシーニェが決めてリードを広げる。その後1点を返されたが、10番のFWジュゼッペ・カソが後半12分に得点して試合終了。3試合ぶりの勝ち点3を手にした。

　この結果、自動昇格圏の2位以内が確定。フロジノーネにとっては来季、2018-19シーズン以来5シーズンぶりとなるセリエA挑戦が決まった。

　元イタリア代表でW杯優勝メンバーのファビオ・グロッソ監督は試合後記者会見で「長い1日だった」と振り返り、「我々はずっと信じ続けてついにその日がやってきた」と喜びを伝えている。

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