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[MOM4293]山形ユースDF千葉虎士(3年)_ロングフィード武器に攻守で存在感見せる

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山形ユースDF千葉虎士(3年)は守備の要として体を張り、精度の高いロングフィードなど攻撃でも貢献

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.13 高円宮杯プリンスリーグ東北第8節 山形ユース 1-0 仙台ユース 山形県総合運動公園第2運動広場]

 無失点勝利に貢献し、ロングフィードから攻撃のリズムをつくったモンテディオ山形ユースDF千葉虎士(3年=エスペランサ登米FC出身)。「ロングフィードは自分の武器です」と語る千葉は攻守で存在感を見せた。

「全員で勝った勝利だと思います。ベガルタはプリンスリーグ東北で1位で、ここで負けたら順位や勝点も離されてしまうので、勝って良かったと思っています」と大事な一戦での勝利に顔をほころばせた。

 宮城県登米市出身の千葉は、中学年代は地元のエスペランサ登米FCでプレーしていた。当初は地元・宮城県のJクラブチームであるベガルタ仙台ユースへの加入を目指していたが、「セレクションを受けたのですが不合格だったので、悔しかったです」と語る通り、仙台ユースへの加入は叶わず、山形ユースへの加入を決めた。今日の試合については「地元でもあるので絶対勝ちたい気持ちでやっていました」とその時の悔しさをバネに仙台ユース相手に奮闘を見せ、勝利に貢献した。

「今年は強い世代と言うか、やれると思いますので、今まで以上の結果を出せれば良いと思います。プレミアリーグに昇格して、クラブユースは全国ベスト8くらいに入れればと思っています」と今後への意気込みを語った千葉。守備の要として、そして高精度のロングフィードによる攻撃の起点として、さらなる成長を目指す。
  
(取材・文 小林健志)
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