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[総体]元中国代表MF父に持つMF高とDF杉岡、2人の1年生が市立船橋の全国進出に貢献

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[6.21 全国高校総体千葉県予選準決勝 市立船橋高 1-0(延長)暁星国際高 東総]

 市立船橋は期待の1年生コンビが勝利に貢献した。MF高宇洋とDF杉岡大暉という2人の1年生が大一番で先発フル出場。杉岡が3バックの一角としてボールを奪うセンスと強さも発揮して完封勝利をもたらせば、高は高い守備意識で中盤を走り回った。朝岡隆蔵監督は3年生の意地、可能性のある選手たちの巻き返しに期待する一方、「現時点で一番計算できる。バランスのいい子たちを起用している」という11人に1年生2人を組み入れ、期待に少しづつ応えている彼らが全国進出への力となった。

 その中で、高は川崎F U-15から市立船橋へ進学。「市船には日本一というイメージがあった。伝統を背負っている。(進学して)先輩の意識が凄いと思った」という。この日はボールタッチの回数を伸ばすことができず、まだまだ自分も持ち味である攻撃力を十分に発揮するまでには至っていない。だが「守備の意識を強く持ってプレーしている」というように中盤で献身的な動きを見せ続けて相手に思うような攻撃をさせず、白星へつなげた。

 朝岡隆蔵監督も「高はしっかりと使えると思っていた。守備もできる」と評価する。高の父は、川崎Fの前身である富士通でプレーした経験を持つ元中国代表MFで、中国スーパーリーグ(Cリーグ)の遼寧監督も務めた高升氏。「自分が好きなようにやれ。自分が強くなれると思ったら、自信を持って行け」と名門への進学へ背中を押してくれたという父は、88年ソウル五輪やW杯予選にも出場した名選手で高にとっても憧れの存在。高はその父や日本代表MF本田圭佑を目標に「恩返ししたい」という川崎Fへの感謝、プロ入りという夢も持って名門で成長を続けていく。

[写真]市立船橋の1年生MFは高は守備でも奮闘

(取材・文 吉田太郎)

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